20~21世紀にかけて、世界最高の指揮者アッバードを書いておく。
ヘルヴェルト・フォン・カラヤンの亡き後、
空席となったベルリン・フィルの穴を埋めたのは、
マゼールや、ムーティなど、様々な憶測をはねのけ、
カラヤン自身が望んだアッバードだった。
若手指揮者として、ロンドン交響楽団を世界有数のオケに導いた彼の音楽性を、
カラヤンは見抜いていた。
上に張ったムソルグスキーだが、
禿山の一夜は未完の曲であり、
最初にオーケストレーションを発表したリムスキー・コルサコフは、
ムソルグスキーの荒っぽいオーケストレーションを批判していた。
しかし結局彼の才能を見限ることが出来ずにオーケストレーションを行ったのが、
学校でよく聴く禿山の一夜である。
禿山の一夜の原曲は何度もお蔵入りしているが、
いくつかのバージョンがあり、
これらを4バージョンも録音しているのがアッバードである。
興味がある方は、コルサコフ版と聞き比べてはいかがかな。
イタリアのアッバード特集番組
1997年のニューイヤーコンからカルメンの演奏。
パヴァロッティとの演奏、
オペラのお好きな方なら、是非パヴァロッティの真ん中あたり、
トスカの星はきらめきを聴いてみてほしい。
記憶に残るだけの名演だと思う。
最後に同郷の親友ポリーニとの演奏による皇帝を張っておく。