今とある人の記者会見方法がこれまでと違うと話題になっています。

 

よく見る記者会見の方法は、話す人、取材を受ける人が壇上に上がる、または、その人を記者が囲んで質疑応答をする。

 

今ではインターネットで話す様子を配信することもあります。

 

それら記者会見の方法は、その場にいる人は雰囲気や誰が質問したかわかりますが、我々が後から見ると、誰が言ったかはわかりづらいですし、そもそも記事で見た場合は、質問内容や概略だけが情報としてわかるだけです。

 

今回そのこれまでと違うとされる記者会見は、質問する人が当事者と一緒に壇上に上がり、1対1の対面方式で質疑応答をする方法でした。

 

これだと、その場にいる人はおろか、後から見る側も誰が何を聞いたかわかります。

 

この記者会見方法に対する意見も様々で、わかりやすいという意見も、晒されるようで恐ろしいという意見もあるようです。

 

ネットでの誹謗中傷が問題となり、最悪の場合、受けた側が命を断つということもあります。

 

それくらい人の意見というのはときに相手にとって深いダメージを与えますが、言う側の責任云々よりも、何のためにそれを言うかかなと思います。

 

わたしは常日頃から、人それぞれ、考え方、意見はあっていいと思っているので、自分から人に意見するということはあまりしませんが、言うときは必要があるとき、意味があることと思っています。

 

記者会見というものも、本来は、見る側が聞きたいこと、言ってほしいことを言う場・聞くであり、批判をする場、発散する場ではないはずです。

 

今の時代、色々な情報が入ります。また自分に対しても色々言われることもあるでしょう。

 

そのときに、出処がわからないもの、誰が言っているのかわからないもの、このようなものはさほど気にする必要はないと思います。

 

本当にその人のためを思うなら、本人にわかるように伝えます。言う以上、意味があり、内容を参考にしてもらいたいからです。

 

意見を言う側も、言われる側も、意味のあること、その人のためになることを言う。

 

表に出ないで、簡単に意見が言える今だからこそ、自分の意見は大切にしたいですね。