久しぶりに、PCに向かう気持ちになりました。

 

この10日間、新しい病院に移りましたが、そこで必要な検査は

ざっと11項目。

乳がんの治療が完了しても、これから10年間、経過を観察するそうです。

それには前回の病院は、行きにくい。

そこで、都内でもアクセスがしやすく、評判が良いA病院を紹介していただきました。

転院の際、自分で電話予約を取ったのですが、約2週間先が、初めての診察でした。

A病院初めての診察室に入って、まず先生は「前の病院の方が近かったでしょう。なぜわざわざうちに来たのですか。」「今からでも遅くないですから戻ったらいかがですか。」以外になことばに黙り込む私。

主人が、「こちらの病院は良い先生がそろっているし、通いやすい場所にしたいと先生にご相談しましたら、S病院ではなくこちらを進めてくださいました。」この言葉で、先生はカルテ記入を始めました。ドクターにしてみれば、常識でしょうけれど、

初めての癌。転院するリスクがあるなんて知りません。それなら、前のドクターも、

一言、治療が遅れるリスクがありますと言ってくださっても良かったと思います。

または、乳がんは進行度がそれほど早くないということが、基準の考え方でしょうか?

自分の病気を、いろいろ調べはしますが、何しろ初めてのことです。

ドクターからすれば、毎日接する、患者の一人かもしれませんが、ただでさえ、不安の塊の患者です。もう少し、婉曲なアドバイスが欲しい所でした。

 

この日は、軽い触診もありました。その際に、

2週間や3週間遅れても、癌は大きくないのですか?」と聞いてみたのです。

「そのリスクがあるの転院するということです。」バッサリ。

なんだか悪いことをしているような、気になってさえ来ます。

いまだに、もやもやなやり取りでした。

 

けれど、そこからの検査は、怒涛の如く始まりました。

毎日、数か所での検査がありました。

 

ある日、婦人科系の癌の場合、髪の毛が抜ける抗がん剤を使うことを前提として考えておいてくださいという、他の病院のドクターの説明を読みました。

やっぱりそうか。

私の場合、ホルモン受容体がないことがわかっていましたので、抗がん剤なんだろうなと思っておりました。

 

髪が抜けても生えてくるよ。みんなそう言います。乳房をとっても再建できるよ。

本当に、おっしゃる通り。

でも、髪が抜けていく、眉毛がなくなる、まつげがなくなる、穏やかな気持ちで、

受けとめられること、私にはできません。それでも、病院の中にある、ウィッグコーナーに立ち寄り、どんなものなのか、眺めておりました。

突然、「地肌にメッシュが見えない方がいいといいますよ。」話しかけてくださった方がいました。まだ、お若い方。ご自分は、手術を終わり、今後抗がん剤か結果待ちだとのこと。

ほんの、立ち話程度でしたが、たくさんのことを、教えてくれました。

彼女自身、いろいろ調べたい性格なので、同じ病気のグループに入ったり、意見の交換をしているそう。その中で、抗がん剤を使用する際、頭を冷却すると髪が抜けにくいということを、教えていただきました。残念ながら、A病院にはありません。

最先端の病院なのにと、落胆しました。自由診療なのでもちろんお安くはありません。

でもあったら、やりたい人はたくさんいるはず。ちなみに名前はPAXMAN.

 

A病院は、明るい。採光が大きく取られ、検査もほぼ時間どおりです。

閉所恐怖症の私は、苦手なMRIに緊張しましたが、造影の区切りごとにお声をかけてくださったり、クラシックが流れるイヤフォンをつけてくれたりと、今までとは少し違いました。

 

さて、すべての検査が終わり、診察を待つだけです。