今回は具体的に人で見てみる。
個人的に日本の三大エンターティナーを挙げるとしたらこの3名の方々になる。
タモリ
TV番組=持久走という概念を生んだ。
常に100%じゃなく70%の笑いを提供する。
だから記憶には残らないけど、長く続く番組が日本のスタンダードになった。
ただ今ミュージックステーションの視聴率が伸び悩んでいるので、特番化という記事があった。
SNSから急に大ヒットする歌手が出る時代に事務所が長々プロモーションする時代に生まれた番組を続けるのは話に無理がある。
仮にそうなったら春夏秋冬年4回長時間の歌番組を定着させてむしろ良いかもしれない。
春・秋改編期、年末年始、夏に24時間テレビとか27時間テレビとか整理されていないのでアメリカの1クールやって最終回生放送スペシャルみたいな形式が生まれなかったのだろうけど、テレ朝が弾を増やす方式でやっているので将来的にはこういう形式になるかもしれない。
田村正和
追悼で古畑任三郎の評価が高まったのは、三谷作品がTVに寄らず、舞台的な冒頭にヒントを与えて、解決前にドラマの流れを切って田村さんのセリフがあったりしたからだろう。
ただこれはドラマが60分だったからできる事だ。
ネット同時配信の時代になってドラマの60分は長過ぎるという不満が出るようになった。
そうなると15分の帯ドラマにするか、30分2クールでゴールデン2クールというのが考えられる。
実際にそうなったらテレ朝は来年秋から火~木21時台ドラマ、木曜も隔週2時間バラエティーにしたいみたいな噂もあるけど、タイムテーブルが変わるかもしれない。
15分とか30分で変則的にできる。
藤子・F・不二夫
最近昔の映画を地上波でもやっていたみたいだけど、ハリウッド映画の低迷はどんどん複雑にした事だ。
日本人はF先生の影響が大きいせいか一度童心に戻れる。
インディー・ジョーンズとバック・トゥ・ザ・フューチャーとか単純だった世界になかなかアメリカのエンターティメント業界は戻れないので色々な物を足していく。
実写で夢のような世界が作れる国にF先生のような天才が生まれなかったのは不幸な事だ。