元の生活に戻れるかどうかは分からないけど、元の生活とは何だったかは再定義しないといけないと思う。
一極集中で東京が心臓になって血液のように循環する。
平日は霞が関に人が集まったし、休日も東京は日本で有数の観光地だ。
逆に休日は東京から各地の観光地に人が行く。
だから三連休が増えた。
個人的に新型コロナのニュースで一番驚いたのは消毒用アルコールが不足した理由はアルコールが無かったわけじゃなく(売れ残りの酒を再利用すれば良いから)、入れる容器が無かったからだった。
つまりほとんど何も作らないで、人の動きだけで元の生活は成り立っていた。
この生活のデメリットは都市部は家が狭くて、満員電車に乗らなければならず、地方は過疎化した。
それでも不満は出なかったが今回パンデミックの問題が出てきた。
東京都が野戦病院を作る気が無いのか、能力が無いのか分からないが作られるメドが無い以上、地方への人口分散について考える時期に来た。
パンデミックになってすぐ廃校をリノベーションして隔離施設を作れと書いてきたが、次は疎開準備しろと書きたい。
大阪府知事は今さら野戦病院を作ってて、それが何が嬉しいか分からないが、東京みたいに作られる気配が無いよりは相対的にマシだ。