1G おニャン子クラブ

前回は第0世代と書いたが1を作ったという意味では第一世代と表記した方が良いかもしれない。

今思うとこの成功が量より質だという勘違いを生んだ。

 

2G ハロプロ

イノベーションを起こすのはいつだってエイリアンだ。

この間矢追さんの事を書いたからでは無いけど。

確認されるまでUFC=未確認飛行物体だし、外部から来ればエイリアンだ。

だからUFOとエイリアンは存在する。

つんく♂は量より質、歌が下手でも数がいれば良いという常識に対するエイリアンだった。

全員歌がうまいアイドルグループという概念を生んだ。

この間の初耳学であったように宇多田ヒカルにビビッてLOVEマシーンという変化球で勝負し、ほとんどの記憶に残るモーニング娘。は上品なBISHみたいなイメージだろうけど。

 

3G

ももいろクローバーZ=イベント型

 

春・夏・冬という大きなコンサートを開くというイノベーションを起こした。

TVしかなかったアイドルグループの歴史にイベントという新しいメディアを作った。

ただ今のようにパンデミックが起こるとこの作戦は弱い。

歴史的に見ると次の世代のフォーマットを作ったのがこのグループだ。

当初9人の予定だったし、大手の事務所なので、本当はおニャン子のように20人以上のグループを目指していたかもしれないけど結果メジャーデビューする時は5人しか残っていなかった。

これが戦隊モノ的要素が入ってそれぞれの色を決めるという新しいフォーマットを作った。

 

アイドリング!!!=リアクション型

 

アイドル=リアクションという、TVアイドルバラエティーの原型を作った。

アイドルをお姫様のように扱うから雑に使うというのはそれから10年のトレンドになった。

血が近い乃木坂46に継承された。

TIFのような夏の大型イベントを作ったのも重要な要素になる。

 

4G アイドル戦国時代一期

 

女性タレントを抱える事務所がほとんどアイドルグループを作ったという意味で世代分けとして残る。

 

5G アイドル戦国時代二期

 

2018年のPASSPO☆とベビーレイズの解散でアイドルブームが終わり、オールナイトフジ右矢印夕焼けニャンニャン右矢印アイドリング!!!という流れが終わり、メンテナンスが残って、新しい何かが生まれると思ったけど、その予想が外れたのは5Gが出てきたからだ。

それでもアイドルグループをやり続けたいと考えている事務所に所属しているのがアイドル戦国時代二期になる。

ももクロのように少人数で担当カラーを決めて、TIFを頂点にしたフェスが年の半分ぐらいはあるみたいなので存続できている。

3Gを土台に次の進化があるかというステージに入った。

アイドルお宝くじで下部トーナメントもやるみたいだし。

 

 

揺り戻しとして2Gのハロプロの復活がここに加わる。

歌がうまい事にひたすらこだわったからの復活した。