日本の場合未使用の土地が九州一つぐらいあって、駅に人が集まる。

余っている土地、大きさ的に廃校をリフォームしてそこを隔離施設に改良し、新型コロナは無症状者が撒き散らすから駅で抗原検査をしないと乗れないようにすれば良い。

新型コロナと日本の社会システムは相性が良かった。

隔離施設を作る為に日本中から職人さんが集まれば宿泊業は潤ったし、飲食業もテイクアウトを持っていけば良いので経済が回る。

問題は政治家のレベルがあまりにも低すぎた。

100年に一度のビジネスチャンスを無駄にしてしまった。

 

ただその事によって学んだ事もある。

国には成長段階があるという事だ。

第一次成長は第二次産業、工場で物を作る段階だ。

日本では高度経済成長がこれに当たる。

第一次産業の農業や漁業をやっている人より工場で働いている人が増えた時国家は第一次成長を果たした事になる。

 

これは成長期というべきか成熟期というべきか分からないが第一次成長の時代は働く人の給料が上がり、物価が上がるので第二次産業は人件費の低い周りの国に流れてしまう。

中国が世界の工場になったように。

工場で働く人が少なくなった国は飲食や宿泊、そこに行くまでの運輸が中心の国になる。

一応これを国家の第二次成長と呼ぶ。

おかしな話だけどインバウンドに関係無く、平日に飲食業が週末に宿泊業が何も作っていないのに回る状態になる。

 

しかしこの段階の最大の弱点がパンデミックだ。

第三次成長で飲食・宿泊以外のビジネスを多くの人達がやるのか、2、3年の話なのでその短期間飲食・宿泊を休んで他の事をするかだ。

理論的には。

ただ現実はなし崩し的に飲食店は通常営業。

協力金が遅れているので背に腹は代えられない。

それでも文句を自治体が言うのなら民主主義なのだから選挙がある。

ゴチャゴチャ文句を言うのなら選挙で落とせば良いという話になる。

都議選も近いし。

最初に書いたようにそもそも維持できた。

新型コロナの何倍も怖いのは一極集中していて、東京に大地震が来た時だ。

そう考えると新型コロナ対策は失敗しても良かったけど、それが人口分散に続くべきだった。

ただ先週も書いたようにアメリカで住宅建築バブルが起きているからそれがテレワークでの人口分散なら、アメリカの真似は全てを捨ててでもする国民性なのでまだ可能性はある。

 

まとめると未来は2つだ。

 

1 ワクチンが普及して元の生活

 

2 東京・大阪が分解されて中都会みたいなものができる

 

田舎に喜んで住むというのは、個人の自由だけど社会的にはどちらかだ。