思えば人類は4つの時代を生きて来た
狩猟 縄文時代
農業 弥生~江戸時代
産業 明治~バブル崩壊(昭和)
サービス 平成~令和元年
の時代全ての人はアドレスホッパーだった。
不動産には何の価値も無かった。
常に移動しているのだから。
の時代から定住が始まる。
不動産という概念が生まれた。
からに変わる時に耕しやすい土の土地より、土台になる石がゴロゴロしている土地の価値が高くなった。
だから産業革命と呼ばれた。
革命とは土地の価値が変わる時に起こると定義して良いかもしれない。
産業の時代は労働者への人件費が高くなると知らない間に終わる。
誰も騒がなかったけど日本はの国になっていた。
ここからはそうなる国とならない国が出て来る。
世界は分からないが日本は一極集中や都市部の人口バランスが極端なので平日は飲食店、週末は観光客で経済が回るようになる。
祝祭日が月曜にスライドして三連休が増えた理由もこれだった。
しかし新型コロナが4つ目の時代を終わらせた。
これから5つ目の時代が始まる。
現にここ数か月幾つかの企業が東京の一等地から少しづつ出て行っている。
土地の価値が変わる時に革命が起こる。
テレワークは一時的という考え方もあるけど、個人的にはこれからはちょっと田舎にある方が最先端の企業という事になると思う。
都心にある方がダサいイメージになる。
テレワークに対応できる企業にとって高い家賃を払い続けるメリットも無くなった。
そうなるとエッセンシャルワーカーの移動は確実にあるし、飲食店も分散する可能性が出て来る。
人が回りにいないと成立しないビジネスも分散する。
全ての仕事がテレワークした方が良いとか意味の分からない議論が起こるけど、半分か3分の1が東名阪・福岡から周りに分散すれば良いだけの話だ。