こんにちは
夏休みの食事問題は結構しんどいですよね。でも一日3食食べなさいというのは嘘ですよ。むかーし昔にある企業の促進のために3食を大衆に思い込ませたのです。ですから2食でもいいのです。
ただし、ここからが重要です。それぞれが食べたい時に食べたいものを、です。食べたいものだとお菓子ばっかりになってしまう…と懸念されるかもしれませんが、本人が心の底から食べたいものを食べることで満足感が培われ、余計な物は食べなくなるということを覚えておくといいです。
とはいえ慣れるまでは、食べたい物を親と一緒に考えることは必要です。思考で考えた食べたいものではなくて、感覚的に腹の底から食べたい物です。
まず親である自分がやってみるといいですよ。スーパーに行って、『本当に食べたいものはなんだろう?』と問いかけ感じてみてください。何分かかっても感じて湧いてくるまでコーナーを周りながら問うてください。
始めは20分30分かかるでしょう。なかなか感じることができません。でも身体が欲してる物を思考で考えるのではなく、感じることをやってみるのです。感じることができないのは、それだけ忙しくして、自分の感覚を無視して生きているということです。感じたままを手に取り、味わいながら食べてみると、いつもより数万倍の満足感を得られます。その満足度が食べるごとに毎回感じられたら、他に食べたいとか、無駄買いをすることがなくなっていくのです。つまり2食でも1食でも身体は大丈夫ということです。
また栄養のバランスというのも、果たして本当にそうなのか?時には常識や社会通念を疑ってみる事をお勧めします。
🔸親子関係の再考が必要な件🔸
子供を育てる過程で、親として「こうしなさい」「ああしなさい」と指示を出すことは少なくありません。特に、昭和生まれの日本人にとって、子供に対する期待や社会の通念が強く影響を与えてきたと思っています。しかし、これらの価値観が現代においては果たして適切なのでしょうか?震えるほど疑問です。
昭和の価値観のままで子育てをするのは、無理があります。SNSというネットワークを駆使した子ども達をどう守るかも課題があります。なにしろ親には子ども時代のその経験がありませんから、脅威を感じることでしょう。そのために厳しいルールを課すこともありますが、厳しくすればするほど子ども達は回避するのです。
自身の子ども時代を思い起こしてみるとそうではありませんか?親の目を盗むことがある意味楽しかったこともあるでしょう。男の子は特にその傾向があります。
ある程度のルールは設けて、守れなかったからといって、感情的に怒るのは絶対やめてくださいね。子ども達は親より賢いのです。論理的に話せば伝わります。感情的になるから伝わりません。スピリチュアル的ですがエネルギーとエネルギーのぶつかり合いが起きているのです。
ですからこちらの伝え方が重要になってくるのです。そしてその伝え方を子どもは学びとり、社会の場や外側の環境で、伝え方を話し方として駆使して人との関係を構築していくのです。
🔸親の「期待」と「コントロール」🔸
「休みの日には庭の草刈りをしなさい」「親の言うことを聞きなさい」「〇〇大学に行きなさい」といった指示は、親の立場からすれば、子供の将来を思ってのことでしょう。◯◯しなさいと言うのは指示命令です。子どもは親の延長ではありません。子どもは子どもの尊厳
しかし、これが「自分の都合の良いように子供をコントロールする」という形になってしまうと、子供にとっては非常に窮屈なものとなります。子供が親に感謝の意を示すべきだ、という考えも、子供が自発的に感謝を感じるのではなく、親がそれを強要することで、その価値が失われることがあります。子どもは親の延長ではありません。子どもには一人の人権があります。その人権を親という立場から奪うことはできないのです。
🔸古い社会通念と現代のズレ🔸
昭和の時代には、親が絶対的な存在であり、子供は親の言うことに従うべきだという社会通念がありました。この通念は、家族の一体感を保つため、あるいは家業を継ぐために必要とされていた側面もあります。しかし、現代社会では、個人の自由や自己実現が重視されるようになり、親が子供を過度に支配することは、逆に子供の成長を妨げるリスクがあります。
自分が育てられてきた時代背景とはまったく異なるということを念頭に、子育てに携わることが必要です。
🔸親の甘えと子供の選択権🔸
親が自分の価値観や期待を子供に押し付けるのは、実は「親自身の甘え」ではないでしょうか。親としての責任感や不安から、子供の将来をコントロールしようとする気持ちは理解できますが、それが過剰になると、子供の自主性や自己決定権を奪うことになりかねません。
この自己決定権の土台が養われるのは10歳までなのです。自己決定権はとても大事です。
1.自己肯定感の向上
自己決定権を尊重された子どもは、自分の考えや選択が価値あるものだと感じることができます。これにより、自分に対する信頼感や自己肯定感が高まり、困難な状況に対しても自信を持って対処することができるようになります。
2. 意思決定能力の強化
子どもの頃から自分で選択する機会が多いほど、成人後も適切に意思決定を行う能力が身につきます。自分の選択がもたらす結果を学び、失敗や成功から成長することができるため、人生においてバランスの取れた判断ができるようになります。
3. 問題解決能力の向上
自己決定を繰り返す過程で、問題解決のスキルが自然に磨かれていきます。親や周囲から強制されるのではなく、自分で考えて行動することで、複雑な問題に対しても柔軟で創造的な解決策を見つける力が育まれます。
4. 独立心と自立性の発達
自己決定権を持つ子どもは、自分の人生を自分でコントロールする感覚を持つことができるため、独立心が養われます。成人後も親や他人に依存せず、自立して生活を築くことができるようになります。
5. 人間関係の質の向上
自己決定権が尊重された環境で育った人は、自分の意見を持ちながらも他者の意見を尊重する姿勢を持つことが多いです。そのため、成人後の人間関係においてもコミュニケーションが円滑で、互いの意見や価値観を尊重し合う良好な関係を築くことができます。
6. 精神的健康の促進
自己決定権があることで、自分がコントロールできる範囲が広がり、無力感やストレスを感じることが少なくなります。このような環境で育った子どもは、精神的に安定し、成人後もストレス管理や感情のコントロールがうまくできるようになります。
7. 自己実現の追求
自己決定権を持つことで、自分の興味や関心に基づいて人生の方向性を決めることができます。その結果、自分の情熱や才能を最大限に発揮することができ、自己実現を可能にします。
子供が自分の人生を選び、自分で責任を取ることができるように、親は信じて応援することが大切です。
🔸規格内でも規格外でも、子供の人生は子供のもの🔸
子供が社会の規格内に収まることを望むか、規格外の人生を歩むか、どちらでも本人が自分自身を発揮しているのなら幸せには変わりありません。どんな選択も子供にとっては新たな可能性を開く道となることを信じましょう。重要なのは、子供が自分の人生を自ら選び、その選択に対して親が信頼と応援の気持ちを持つことです。
🔸まとめ🔸
現代において、親の役割は変わりつつあります。子供の成長を信じ、彼らが自分の人生を選択する自由を尊重することが、親として最も大切なことなのかもしれません。古い社会通念に囚われるのではなく、親子共に成長し続ける関係を築いていくことが、現代の親に求められているのではないでしょうか。
今日も読んでいただきありがとうございます😊
