抜く時の痛みはあまりなかった。
先生「子宮口3cmあいてるね。促進剤いれて様子見よう。」
いよいよ始まるかと思った。
病室に戻り、待機。
しばらく待ち、
助産師さん「お部屋の準備するからもうちょっと待っててくださいね。」
あ、違う部屋で促進剤入れるんだとぼんやり思ってたわたし。
その後1時間後くらいに呼びに来て移動。
入った部屋というのは、なんと分娩台。
え‼︎‼︎
まあ、冷静に考えたらそうなんだろうけど。
分娩台に乗り、手の甲から促進剤を入れられる。
個人病院なので、分娩室の真横が新生児たちのお部屋。
新生児の泣き声がミャアミャア聞こえてくる。
ただ、悲しくて辛くて、分娩台の上で、泣くしかなかった。
助産師さん「小さい病院で環境悪くてごめんなさいね」
いいえ、といいながら、本当に本当に辛かった。
花香は産まれてきても泣かない。
促進剤は最初少ないものから、徐々に量を増やしていく。
お腹の張りを確認する機械をとりつけるも中々はってこない。
そんな時、旦那の両親が和歌山からきてくれた。
義両親の顔見て、
「ごめんなさい。」
と、ただただ泣くしかできなかった。
義母は
「何も言わなくていいよ。」
と頭を撫でてくれた。
義父は黙って泣いていた。
義両親にとっても初孫の花香の誕生を心待ちにしていた。
ただ、家族みんなに申し訳なくて、家族を不幸にしてしまった自分が情けなかった。
義両親も帰り、少しずつ促進剤の量を上げていったが、兆候すらない。
そんな時、院長がきて、
院長「なんで、ここに来てるんや」
と、助産師さんに言う。
え、わたしここに来たらあかんかったん?
と内心思う。
助産師さんは慌てて、院長に何か言ってた。
本当にこの院長嫌い。
患者に聞こえる声でそんなことゆうか普通。
結局今日はここまで。
また、病室に戻り、助産師さんによる3時間ごとの膣座薬と内診。
夜中も1時、4時に起こされ、座薬を入れられ、内診ぐりぐり子宮口の開き具合をチェック。
寝れない、痛い、辛い
精神崩壊寸前のわたしは明け方近く旦那に、
「もう、お家に帰りたい。花香と3人でお家に帰ろ。もうこんなとこいるの嫌や。連れて帰って。」
とお願いした。
すると、
旦那を号泣させてしまった。
「お家に連れて帰ってあげたいけど、花香ちゃんを産まないと。」
その後も、泣いて何かを言ってたけど、忘れてしまった。
とゆうより、旦那のすごく苦しそうな辛そうな顔を見て、申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった。
旦那も辛い。しんどい。悲しい。
横で苦しんでるわたしの姿を見る事が彼にとってはとても辛かったのだと、その時やっと気付いた。
自分でいっぱいいっぱいだった。
続く