子供にイラっとしちゃいます。

 

 

え、なんでそんなことやってんの、

何その言い方、

ねぇ、さっき言っておいたよね

 

等々

 

ささいなことでプチっとイライラします。

 

以前、自分を内観したことで、子供に対する

異常なまでの怒りはもう出てきていません。

身体が震えるほどの怒りが収まった

 

でも、どうしても日々起こるちょっとしたイライラが

消えません。

いちいちイライラするのは疲れるし、

トゲトゲしい態度を取るのも嫌。

 

 

これは結局、自分の思い通りに子供を動かしたいという事。

そして、それはなんと子供への愛情からくるものだった、という事にも

気づいています。

なんで子供をコントロールしたかったのか①

 

なんで子供をコントロールしたかったのか②

 

なので、自分の思うとおりにさせよう、という過剰な気持ちは

以前に比べ収まっているのですが、

 

同じ注意をするにしても、

次男に対してはもっと余裕のある態度で

普通に言えるのに、なぜ長男には

こんなにもトゲトゲしくなってしまうのか。

 

なんでだ!

やっぱりもっと普通に仲良くしたい!

 

ほんとはそんなに忙しくないけど、

忙しいフリをし、本腰を入れて内観していませんでしたが、

家事をしながらツラツラと、

なんでだろうな~、この長男に対する感情、、、、と思っていたら

今度は

 

 

姉に対する憤りが出てきました。

 

 

3歳違いの姉とは、

仲の良い時はとても良いのですが、

基本、生まれた時から姉と言うだけで、

いいように使われてきました。

今思えば相当横暴な扱いを受けたこともあります。

 

姉がグレて好き勝手やり始めちゃったときも

(グレたって言っても、ヤンキーになったとか、そんなわけではないけど)

家庭崩壊させてはならんと、家の雰囲気が悪化しないように

親と姉の間で板挟みになり、あれこれ気を遣ったり

えらい目に遭ってきました。

 

何しろ家族ですから、どんなことになっても見捨てるわけには

いきませんし、心配になります。

あれやこれやと気を揉んだのに、

本人はケロッとしています。

ケロッと上から目線です。

それがまた腹立つんですよ。

 

 

そんな実家での姉との日々、

細かいことを思い出すと気分悪いので封印していたんですね。

今も思い出していないことがきっとたんまりあります。

 

姉への怒りが自分の中で消化しきれておらず、

無意識のうちにその姉への怒りを

長男に向けていたのです。

長男本人への怒りにすり替わって。

 

 

そう思って、比べてみると、

姉への怒りと、長男へのイライラはよく似ています。

何なん?その偉そうな態度、とか

口だけは偉そうだけど、実際の行動は?とか、

そんな態度を取られる覚えないし!とか。

姉に対して思っていたことと、長男に対して思うことが

思いっきり合致。

 

 

そしてこれって、鏡の法則でもあるので、

自分自身の態度でもあるのです。

自分がそんな態度をとっていたんです。

それを見せられているんですね。

でもそこを書くと

話があちこちにいってしまうので、とりあえず話を戻します。

 

 

無意識にやってることですから、

姉への怒りがおさまっていないことすら自覚してません。

自分の中では、遠い過去の実家あるあるというか、

妹って苦労するよね、みたいな

ヤレヤレな思い出として残っているだけの

つもりですし。

 

でも、ここまでいろいろ勉強し、

内観する、潜在意識に何があるのか

探るという訓練をしてきたので、

分かるようになりました。

 

 

これ、初めてだったらしばらく衝撃すぎて言葉が出ないと思います。

 

 

長男にイライラしちゃうんです。

 

 

それって、自分の姉への怒りが形を変えてでてきてるんですよ、

なんて言われたら。

 

 

は?

 

って思いますよね。

 

何言ってんの?

くらい、思っても不思議はないかと。

 

 

繰り返しますが、自分では、ちょっと慣れてきているので、

げ、姉への怒りだったのか!確かに!!みたいに

びっくりしつつも膝を打つくらいの感じでしたが、

いきなりそれを指摘されたとしたら、

相手のことを怪しい人扱いしそうなほど驚きます。

 

 

でも、積み重ねってすごいですね。

あー、それかー、なんて平然と受け止めちゃう自分がいました。

 

 

まだまだ、良くしていきたいと思うことは山ほどあります。

でも、こうしてまた楽になれました。

 

 

 

 

数日前に、子供を支配してしまう事についてご質問をいただきました。

すぐにお返事をさせていただきましたが、

今回のこのブログの内容も、お返事の補足として

ご質問くださった方のお役に立てたらとても嬉しいです。