宝相華唐草の光背が引き立てる

今日も無事に1日を過ごすことができました。

日々感謝、ご先祖様にも感謝です。

 

今回ご紹介する仏壇のご納品は、

黒檀のクラシックな

伝統型の唐木仏壇。

そして、

こちらに祀られるのがオリジナルで製作しました

尾州桧　阿弥陀如来像。

柔和で優しく見守って下さる

そのようなイメージでのご依頼でした。

台座は、

予算を抑えるため極力シンプルな形状にし、

その代わりに光背は、

出来る限り手間を掛けて製作しました。

宝相華唐草(ほうそうげからくさ)

の透かし彫り。

宝相華とは空想上の植物で、

日本では奈良時代より使われてきた文様。

透かし部分が多く、繊細な彫刻。

阿弥陀さんを引き立ててくれます。

黒檀の仏壇に対して、

桧の仏さんが対照的です。

高さ調整の漆塗りの台も

質感が違うことで、コントラストが

はっきりしてよく見えます。

バランスや調和が大切ですね。

仏壇「黒檀　クラシック　厚板張」

ご本尊「尾州桧 阿弥陀如来像」

台座「尾州桧 大仏座」

光背「尾州桧 舟型 宝相華唐草透かし彫り」

宗派/浄土宗