こんにちは。

「がばよかばあちゃん」愛の伝導師☆ひよこ です。

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7月になったというのに、

昨日は氷が降ったカルガリー。

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いや~それは勘弁!!

気温12度ってどういうこと?

たまげるばい。

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先日の美容室の記事で思い出したことがある。

ばあちゃんの行きつけの美容室は

実家から徒歩3分の「ルリ子美容室」

店主のルリ子先生は

腕の良さも評判で、おばちゃんたちからも

信頼の厚い美容師さんだった。


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ばあちゃんが長年通い続けた

その美容室が店舗拡大のために

移転することになった。


実家から車で10分くらいの

ところに離れてしまったので

ばあちゃんはルリ子先生に


「先生に頭ばお願いしたか

ばってん、もう遠なったけん、

行っきらんばい」



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と話したそうである。

今まで徒歩か愛車の赤いママチャリで

通っていたので、

さすがに車で10分の距離は

ばあちゃんには

きつかった。

しかも、新店舗は

210号線バイパス沿いで

車の通りが非常に多い道である。


老婆にとっては

険しい道のりであった。


しかし、それを聞いたルリ子先生は

「うわ~~~!ばあちゃん、

そげんかこと言わんで~~!

私が送り迎えさせてもらうけん、

(ヘアカットを)させて下さ~~い!!」



と申し出て下さったのである。

それ以降、ばあちゃんは

ルリ子先生の車での送迎つきという

VIP待遇で、

定期的に美容室に通っている。


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しかも、ルリ子先生は送迎料なんてことは

もちろん頭にない。

ただお客様に喜んでもらいたい、その

一心である。

その心意気には本当に頭が下がる。


思えば、ばあちゃんはどんな人に対しても

与えて、与えて、見返りを求めない、

そういう姿勢で人と接してきた。


だからばあちゃんが困ったとき、

助けてほしいときには

いろんな人から援助の申し出がある。

ばあちゃんが頼まずとも、



「私にさせて下さい。

ばあちゃんにはえらいお世話になったとです」





という人が必ず現れるのである。


本当に不思議だな~と思うのだが、

『Give and Give(ひたすら与え続ける)』


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というばあちゃんの人徳が

人の心を動かすのだな~と感じている。


私もいざというときに、喜んで救いの手を

差し伸べてもらえる、

そういう人間になりたいと思う。


自然と応援したくなる人、

自然と助けたくなる人、

「あの人のためなら!」と思ってもらえる人。



与え続けていれば

必ずそれは巡り巡って自分のためになることを

ばあちゃんは教えてくれた。


そして田舎の久留米には

「与えられた恩は恩で返す」

という昔ながらの気風が残っている。

金品のやり取りがなくても

人のぬくもりが残る

わが町、久留米。


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やっぱり久留米は最高ばい!!






どんだけの郷土愛!


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