毎日新聞オンラインニユースの6月13日記事より抜粋
宮城県石巻市立橋浦小学校で児童らが13日、阪神大震災復興のシンボルとして広まる「はるかのひまわり」の種を植えた
市内で不明者捜索に当たった兵庫県警警察官が橋渡しした約500粒
同小6年、佐々木めいさん(12)は「皆で大切に育てて、大きな花を咲かせたい」と話した
橋浦小では、被災した市立吉浜・相川両小の児童も身を寄せ、計173人が合同で授業を受けている
両小児童も一緒にポットの土に種を植えた
種は兵庫県警から宮城県警河北署(石巻市)を通して橋浦小に届いた
兵庫県警の古塚清徳警視は「立派な大人になって、復興に力を尽くしてほしい」と話した
95年の阪神大震災の際に加藤はるかさん(当時11歳)が亡くなった庭で、その夏に多くの花が咲いたことから「はるかのひまわり」と呼ばれるようになった
震災経験を伝えつつ犠牲者を悼み、復興の願いを込めてヒマワリを咲かせる運動に、遺族が各地で取り組んでいる。【津久井達】