あけましておめでとうございます、新年一発目の三橋先生のリブログ+解説です。
ネットの資金需要とは?
ネットの資金需要とは岡三証券 投資調査部 チーフエコノミスト 会田卓司先生が編み出した指標のことです。
どんな指標?
ネットの資金需給とは、政府と非金融部門の企業の合算した赤字幅の推移ことで、赤字幅が多いということは、それだけ家計にとって黒字になるということであり、つまり、家計に通貨がどれだけ供給されたかという事を示すグラフ(指標)です。
ネットの資金需給の赤字幅がプラスになるということは、それだけ家計から通貨が吸い取られているということを意味しているので、基本、赤字幅が多いほうが家計、消費者にとってプラスになります。
ちなみに、ネットの資金需要がプラスになったのは、2003年、2007年、2015年、2017年です。
2003年の小泉政権以外は、2007年の第一次安倍政権と、2015年、2017年の第二次安倍政権となっており、何気に安倍ちゃんは緊縮政権だったと言えます。
1998年を境に企業が黒字となる
1998年を境に企業の資金循環統計は黒字となっており、その分だけ家計への通貨供給がそれ以前と比べると、少なくなっております。
これも、デフレになる要因ですが、企業は百歩譲ってデフレで仕方ないとしても、やはり、企業の家計への通貨供給分の埋め合わせを政府があまりしなかった時期が、小泉、安倍政権であり、小泉、安倍政権は忠実に緊縮財政をしていたことが如実に表れております。
どちらも、保守層に強く支持されており、結果的に緊縮財政によって日本経済を困窮させた政権だったと、このグラフから感じ取れます。
「ネットの資金需給」については経済を語るうえで、非常に大事な指標ではないでしょうか?
ちなみにこの記事は金ちゃん(落石)が作成しました!!
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