大機小機の主張

 

※大機小機(だいき しょうき) =日経新聞のコラムニスト

 

大機小機(日経コラムニスト)貨幣のプール論者の為、日本政府の赤字非金融民間企業と家計と海外の収支の黒字が将来的にバランスがとれなくなるため銀行に預けているお金が枯渇すると主張し、国全体が資金過不足(世の中のお金よりも借金が増えすぎる)ようになる(日本国全体が借金まみれで破綻状態になる可能性)に警鐘を鳴らしている。

 

そのため、2020年度のような政府の資金過不足(赤字)の急拡大は、一方での民間や一般企業の黒字とのバランスがいつか(高齢化社会によって年金暮らし世帯が貯金を切り崩すときに)取れなくなると指摘している。

いつなのでしょうか?

 

 

ちなみに、誰かの赤字が誰かの黒字であるという概念は大機小機には無い。

 

大機小機が言うには、政府の資金過不足を民間の資金余剰が補うということが、構造的な問題であると指摘をしている。


※もちろん貨幣のプール論(銀行にあるお金で社会が回っているという考え)が彼の頭の中にあるため、誰かの赤字が誰かの黒字であるという概念(信用貨幣論)は大機小機には無いからである。

 

現実には・・・

非金融法人企業、一般政府、家計、海外の資金過不足(兆円)

 

 
 一般政府と海外の資金過不足は、民間と企業の資金余剰とほとんど同じである。

つまり、政府の赤字は民間や一般企業の黒字になっていることを資金循環統計のグラフは意味している。

 

 

 

ちなみに、1998年以降は、民間企業は資金余剰となっているが、本来の資本主義を考えると民間が98年以降ずっと資金余剰で推移していることはおかしいという。

 

現実には、2020年は政府が赤字を拡大したため民間が大幅に黒字になっただけです。

 

その時に、財政出動に使われたお金は不足しておりませんし、銀行の預金が政府の財源として使われたわけではありません!!

 

このことからも、お金が既に存在している資源の調達などではなく、資産負債の関係であることが言えるのではないだろうか?

 

ちなみにこの記事は金ちゃん(落石)が作成しました!!

 

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