もし人生に必要な言葉・格言をひとつ選べと言われたら皆様はどんな言葉を選びますか?
いきなり大袈裟な書き出しになってしまいましたが(笑)・・・・・・
私だったらこの言葉を選ぶかもしれません。
上善は水の如し
有名な言葉ですね。
上善とは、最も理想的な生き方のことで、それは水のようなあり方である、という言葉です。
出典は「老子」です。
何故水が理想的なのかというと・・・・
第一に水は入れる器によって丸くなったり四角くなったりするなど柔軟性がある。
第二に水は低いところへ低いところへと流れていく。つまり自己を主張しようとせず謙虚である。
第三に水は緩やかな流れはヒトの心を癒し、洪水などの速い流れは家屋を押し流すなど秘めたエネルギーを持っている。
このように水は柔軟性・謙虚さ・秘めたエネルギーを持っているので理想の生き方なのである。
と、いうことなのだそうです。
私なんかは単純なんで「確かに」と簡単に納得してしまうのですが、皆様はどうでしょう?
さらにこの言葉を裏読みすると・・・・・・
水というある意味原始的なものをモチーフにしたのは、我々に「原点回帰しなさい」といっているようにも感じます。
水をモチーフにした言葉はほかにもあります。
それは「孫子」の中にある言葉です。
孫子というと有名な兵法書ですが、兵法と水というのはなかなか結び付かないですよね?
とりぜず、訳文を抜粋してみると、
理想的な戦争の形は水に似ている。水が高いところをよけて低いところへ流れていくように、敵の強いところを避けて虚(きょ)を衝くのがよい。
また水が地形によって流れていくように、敵の力を利用して勝利をおさめていくのがよい。故に戦い方は固定するべきではない。水に常形がないようなものである。
水に常形がない(水無常形)というのは言い換えると臨機応変に対処しなさいということですね。
臨機応変・・・・・人生で大切なことですね。
兵法書にも比喩されるなんて、ある意味水の偉大さ?を思い知らされてしまいます(笑)。
それにしても、水というのは皆さんご存知のように万物の生命の源です。
万物の源である水が上善ということは、その水から生まれてきた我々は上善ではないと言われているような気もします(笑)。
色々なことを考えさせてくれる言葉です。
それではまたヾ(@^(∞)^@)ノ