所詮夫も
向こう側の人間なんだな



今回の帰省があって
納得した



海山田畑に囲まれたあの場所で 
視野も人間関係も、前ならえ
くらいの範囲しかない
社会で生まれ育ってきた



親族と同じ血の人間



檀家として寺との結びつきが
あーだこーだ

盆に提灯持って迎え火送り火の習慣

知識として知ってはいても
生まれて始めて経験したような私には
理解できないことがいっぱい



田舎が嫌で早く家出たくて仕事したくて
高校卒業して東京に出たとか言うけど


どんなにこっちに出てきて何十年も
経っていようと幼少期に植え付けられた
ものの見方や感じ方は変わらない


あっちに帰省すればコロッと
向こうで生まれ育った私の知らない
もう一人の夫が出てくる


三つ子の魂百まで
と同じように



植え付けられた種の芽は
雑草のように深く深く根付いて繁殖して
駆除することは不可能 




価値観が違いすぎる





知らない人たちの中にひとり放置された私


朝から夕方まで親戚の輪に放置された続けた私


浮かないように必死で話しまくって周り見て
あっちこっち動いて子守し続けて



夫がそばにいてくれなきゃ
私の味方なんていないのに




自宅ついてから訴えれば

そんなに不満たれるなら
その場で言えばいいだの
(夫の親族の目の前で
その都度夫に不満を言えっての?)


こっちに帰ってきてから
グチグチ言うなだの


そんなに怒る事じゃないだの





もう夫が頼りなさすぎて
情けなさすぎて
涙が出る




私が好きで好きで恋愛結婚した夫は
こんなにも性根が腐っている
クズな一面を持った人だったんだ



ひどいよ


あんまりだよ







近く、また同じ場に行くことになってる










ド田舎に戻ればクソ以下に変身する夫
改心しなければ私はもう行くことはない

夫の義家族や親戚に恨みはないけど
夫と別れてしまえば一生縁などなくなる人たち


いわば赤の他人



これから先
私がむこうで円滑な人間関係を築けるかは
夫にも責任がある





どうなるかな