今日は 某ホテルにて、
仕事の打ち合わせ。
2年前 病院帰りに、
夫とこのホテルに寄り、
2階の中華で担々麺を食べながら、
手術をどちらでするか話し合ったのでした。
日にちもちょうど
今日この日だったこと、
思い出しました。
悪性度の最も高い小細胞がんだから、
治療を急いだほうがいい。
術後の抗がん剤も必ずやらねばならない
と聞かされていました。
恐ろしい気持ちでいっぱいで、
震えながら
担々麺を食べました。
そして、早く手術ができるほうの
病院に決めました。
帰る前に、
決意表明のように
このツリーの前で、
2人で写真を撮りました。
夫とのツーショットなんて、
それまでほとんど撮ったことありませんでした。
「写真を撮れるのも、
もしかしたら最後かもしれない」
そんな気持ちで撮りました。
案外いい笑顔で撮れていました。
夫が優しくて、頼もしくて、
それが嬉しくて少し涙も流れました。
あれから2年。
手術の後遺症は少し残っているけれど、
こんなに元気に毎日生活してます。
あの時の自分は
今の自分が想像できませんでした。
生きていられること
本当にありがたいことです。
夫にももう少し優しくしてあげねばね。
（いつも言ってる？）
帰りに買った
パネトーネ
甘いもの好きの夫に
まずは大きめカットで食べさせてあげよう