昨日の夜続きを書けませんでした~(><)


毛についての続きを書きますね。




質のいい毛を見極める時、どこをポイントとするか??





麻布十番アイリスト365日美容ブログ



柔らかさ・・・付けていて重たく感じたり、触ってごわごわ感じる毛は論外です。

        何本付けてもナチュラル感を失わず、ふわっとついている感じがベスト。

        まるで武器のようにツンツンとんがったエクステは優雅ではないです。



艶感・・・ツヤツヤしすぎは安っぽいです



太さの加減・・・繊細な先細りがエクステのよさ。

         不自然に毛先まで太いのならば、つけまつげで十分です。



カールキープ力・・・質の悪い毛は、次のリペアの時にカールが取れていて、新しく付ける毛とカールが合いません



滑り感・・・・グルーをつけて自まつげの上に滑らせた時の滑り感が大事。 

       滑らないのも、つるつる滑ってしまうのも、どちらも適切ではないですね。



これが見極めるポイントになります。



その上で今度は、Jカール、Cカール、CCカール、


カール感が揃っていてちゃんと綺麗なグラデーションが作れる毛 となると


皆さんなかなか探してもないそうで、私自身もずっと探していました。





質はいいのだけれど、


「何故9mm・10mm・11mmといい感じにグラデができるのに、次の12mmだけ突然こんなに長いの??」


とか、



「何故、同じメーカーで同じカールなのに、11mmと12mmのカール感が合わないの?」



とか、カールや長さのラインナップに満足がどうしてもいきませんでした。





特にCCカール(Dカールともいいますね)は、なかなかいい具合の毛がなく、


「カール感は好みなんだけど、1ヶ月経つとカールがだれてしまう・・・ 」とか


「こんな巻き過ぎた毛をどうやって安定して装着させるの??」 などなど


満足いかない中で、どうにかこうにか複数メーカーの毛を混ぜて使っていたのがつい最近までのことです。


当サロンはカール・長さ・太さをミックスさせて装着する技法をとっているので、


多い方だと10種類を超える毛を混ぜて1つのお目元を完成させています。


なので、違うカールの毛をミックスさせても長さとカールがガタガタに見えないような高度なことをしようとするときに、どうして毛のラインナップに不満足が生じます。




この不満を解消すべく、


昨年からゆっくり時間をかけて、満足のいく毛質・カール感・長さを追求した毛をオリジナルで作りました。


これは、スクールをやっていくうちに必要を感じて、作らざるを得なくなった・・というのが本当のところです。


Richeのmix法は細かい混ぜ方をするため、毛が同じラインナップでないと多分無理です。


生徒さんが色々なメーカーから何となく揃えた毛でやろうとしても、


おそらく同じような綺麗な仕上がりにはなりません。




Richeのスタッフが、皆同じ仕上がりにできるのは


使う毛を統一して、混ぜ方のルールを統一しているからです。


これが食い違うと、同じデザインをつくっても全然違う仕上がりになってしまうんですね。


この混ぜ方のルールは私の独自のやりかたなので、


入社したてのスタッフがエクステの施術に入ると、何となく他店ぽい仕上がりになります。


でも、混ぜ方のルールを知っていくと、だんだんと 「Richeらしいね」と言われる仕上がりになるのです。



スクールを受講される生徒さんはこの辺を身につけたいと思っていらっしゃるので


4月からの生徒さんにはスクールのキットにこの毛が入ります。


また昨年からずっと楽しみにしていてくれた卒業生の方たちも、


5月中旬から卒業生の割引価格にて毛を購入できるようになりますので、


お知らせが届くまで待っていてくださいね。





今月のビューティーワールドにても、展示販売がございますので


是非アイリストの方に手にとって見ていただきたいと思います。



今回のオリジナルの毛へのこだわりは実はこれだけではないんです。


衛生面や使いやすさも考えて、mix技法を取り入れる方には嬉しい仕様になっていますので


こうご期待を。