エクステのお仕事に就くようになってから、グルー同様あらゆるメーカーの毛を使ってきましたが、
今思えば、最初の頃に買っていた毛はあまりよいものではなかったかな・・・(汗)
最初のスクールのキットに入っていたものは、もう酷いとしかいいようのないゴミみたいな毛でした。
「今思えば」ですよ。
その当時は何がいいのかもわからずでした。
購入手段は、ほとんどネットに頼らざるをえなかったので、
質感や固さ、艶、何も確かめることなく、書いてあることを鵜呑みにして
各メーカーから取り寄せたり、海外(韓国・アメリカ)からも取り寄せたりして
毛にもかなりの散財をした記憶があります(もう、これは投資と思って振り返らないことにしています)。
そんな中で、ここ最近は各メーカーさんが、
ユーザーの需要にこたえて質のいい毛を提供してくれるようになりました。
毛もやはり安いものは1ケース1000円~2000円台のお手頃なものから、
1ケース1万円を超えるものまで幅がありますが
やはり「安かろう悪かろう」 が、実際に使ってみて私が出した答えです。
エクステが流行り始めた頃は、お客様も毛質までこだわる方がいらっしゃらなかったので
綺麗についていればOK・・・という感じでしたが、
ここ最近は、毛質にこだわる意識の高いお客様が圧倒的に増えたな と実感しています。
毛質がいいとはどういうことを言うのか??
習い直しの生徒さんや、求人募集で来た方に、
ご自身が使っている毛について何故それを使っているかを聞いてみても
実際に何がよくて何が駄目なのか、わかっている方はほとんどいないですし、
最初に与えられたもの、もしくは勤務しているサロンで仕入れているものしか触ったことがない
という方がほとんどです。
そして、うちの毛を触ってみて、見てみて、付けてみて、
「全然違う~!!」となります。
そういう意味で、エクステの業界はまだまだ進歩しなくてはならないですね。
では、実際に毛質にこだわるとはどういうことをいうのか・・・・?
続きはまた夜に書きますね。