エクステを何本付けても自然に見える。
因みにこのお客様は片目110本。
当サロン・当スクールで一番大事にしているポイントです。
自然に見える為には、自然は生え方・まつげの自然なフォームを崩さないことが重要。
自然なフォームとは、ゆるやかな扇型のこと。
扇の形は、広がりすぎても、狭すぎても綺麗じゃないんです。
1本でも角度が微妙に傾くと、綺麗なアーチを描く緩やかな扇型がつくれません。
この扇型を作る上で大事なのが、ツイザーを持つ手のセットポジション。
手首の定位置・ツイザーを持つ時の指の場所 etc
目頭・真ん中・目尻・・・と、まつげをつける箇所によって、
必ず手さばきのセットポジションが決まっています。
このセットポジションをしっかり確立すると、
綺麗な扇形のまつげを苦戦することなく短時間で作ることができるのです。
スクールの生徒さんには、最初の実技トレーニングで
まずこのセットポジションを教えます。
初心者の方は、最初に自分の手に合ったツイザーを持ち、このセットポジションを
獲得すると本当にスムーズに上達していきます。
また、経験者の習い直しの場合も、このセットポジションを教えて
ツイザーワークを修正すると、素晴らしく仕上がりが違ってきます。
それだけではありません。
お客様の不快感の軽減、第三者からみた時の手さばきのビジュアル的な美しさ。
ちゃんと意味のあるセットポジションで、とても重要なのです。
このセットポジションは、私が日々追求して得たものです。
もちろん、今も日々試行錯誤しているので、もっと更に違うやり方も見つかるかもでしょうし、
今使用しているベストと思われるツイザーよりも更にベストなツイザーを手にしたら
またセットポジションも修正しなきゃです。
ただなんとなく のやり方では上達しません。
最初に手にしたツイザーで、最初に教わったやり方で 大概の人は施術を行っています。
そのツイザーが本当にベストですか?
そのツイザーワークが本当にベストですか?
デザイン、毛の種類、グルーがどうの・・・以外に
基本的なことを見直してみると、目から鱗なこともあると思いますよ。