麻布十番アイリスト365日美容ブログ
お客様から、「美保さんらしいチェストですね」 と褒めていただくお気に入りのチェスト。

横幅2m越えの存在感。

一番目に入るものだから、一番こだわりました。




新しいサロンの顔となっている真っ白のチェスト。



前面からも背面からも収納扉が使えるような仕様で


ネイルスペースとエクステスペースとの間仕切りの役割を果たすこのチェストは



寸法、扉・引き出しの数はもちろん、


引き出しの取っ手、扉のモールディングのデザイン、足の曲線の角度、白い塗装の艶を何%にするか、


全てを1から考えて、コーディネーターの方に伝えて制作していただいた完全オーダーメイド。





オーダーの際に最初に伝えたイメージは、とても漠然としたもので、全くのド素人感覚によるもの。


(というかほとんどゼロに近いアイディア・・)


『ナチュラルカントリーにもフレンチカントリーにもシャビーシックにもならないように、モダンなテイストを


入れつつ、ずっと見てても飽きなくて、なおかつ表情のあるチェスト得意げビックリマーク


自分で言っておきながら、無謀なオーダーかしら・・・汗と不安でしたが、


腕のいいコーディネーターさんが素早く意図をくみ取って下さり、


サロンにぴったり合う理想のものを一寸違わず実現してくれました。




なぜ、それが可能だったか・・?




それは、コーディネーターさんが、ありとあらゆる家具を見ていて、知識があり、経験があり、


あらゆるパーツとパーツの組み合わせ、パーツとテイストの組み合わせを知っているから。


プロといえども、持っているアイデアは得てして自身の好みに偏りがちですが、


その方は、どんなジャンルでも、例え好きでないテイストのものでも、


本当にびっくりするぐらいの引き出しを持っている真のプロ


だからこそ、漠然とした素人アイデアを聞いて、ピピピっとご自身の無限大の引き出しの中から


ベストのものを持ってこれたのだと思うのです。



加えて、チェストの上の設置式のミラーは、コーディネーターさんのオプション的提案。


目線が隠れるところまでチェストの高さをもってきてしまうと、圧迫感がすごくなってしまうということで、


置き型の横長ミラーを提案してくださり、ミラーの効果で空間が広く見えるおまけつき!


これは仕上がるまで、全くどんなものがくるのか予想がついていなかったのですが、


素人の私は、出来上がったものを実際に目にしてただただ感動。。。


「本当に参りました!!」・・・・・ 真のプロだと実感しました。




これって、アイリストが真のプロアイリストと言えるかどうか ということにも通じる話だと思います。


カウンセリングの際、「どんなデザインがお好みですか?」と聞かれても、


エクステが初めてのお客様の場合、どのようにオーダーしたらいいかわからないのが普通でしょう。


その場合、漠然としたイメージを聞き出し、


その女性の顔立ち、雰囲気、服装、メイクの好み、生活スタイル・・・


全体にマッチングするようなデザインを提案しなくてはなりません。




その為には、本当に沢山の女性のお顔のバリエーションを知らなくてはなりませんし、


どんな女性の、どのようなお顔に、どうエクステデザインをマッチさせるか。


沢山の経験から1つのベストな答えを見つけて、実際その提案をお客様のお顔の上で実現させる。


なおかつ、オプションとして、応用デザインも2つ目の提案として出せればパーフェクト。




どんなジャンルでも、求められるのは真のプロです。