春になり、畑にも力を入れる時期になってきました✌️
今年も気合をいれて野菜栽培に挑む、金本尚也です。
疾病などに関する内容が多かったですが、これからは、田舎暮らしの内容も増えてくると思いますが、付き合いください♪
私は、菌を活用した野菜栽培に力を入れており、その一つとして、マイエンザというものを作っています。
マイエンザは、酵母菌、乳酸菌、納豆菌、その代謝物であるアルコール、有機物、酵素などを豊富に含んだ微生物資材になります。
マイエンザは、もともと水質浄化を目的として開発されたもので、微生物資材ですが、土と野菜の飲む栄養ドリンクにもなる優れものです!
材料も割と手に入りやすいく、ドライイースト(酵母菌)、ヨーグルト(乳酸菌)、納豆(納豆菌)に、これらの菌のエサとなる三温糖を使います。
菌を活性化させる為に、温度調整が必要な為、ヨーグルトメーカーがあると、上手に作りやすくなります。
材料
・三温糖 30g
・ドライイースト 6g
・ヨーグルト(プレーン) 50g
・納豆 1粒
・ぬるま湯(約40℃) 500ml
・倍量用の水 500ml
作り方
1.三温糖とドライイーストをよく混ぜて、ヨーグルトを加えてよくかき混ぜます。ヨーグルトはプレーンがおすすめで、糖分入りを使う場合は、砂糖を減らします。目安として5gぐらい減らすといいでしょう。
2.茶漉しに納豆を置いて、(1)の容器の上で、ぬるま湯をゆっくりかけて、納豆のネバネバを溶かしながら入れて、ゆっくりと混ぜます。
3.ヨーグルトメーカーに入れるための容器にうつして、ヨーグルトメーカーの設定を行います。
ヨーグルトメーカーは、一家に一台あると便利♪だと、個人的に思っています👍
4.30℃の温度で、6時間に設定して保温します。冬期で部屋が寒い場合は、35℃に設定しておくと無難です。
5.次に42℃の温度で、18時間の設定にして保温します。
30℃の温度で、酵母菌を活性化させ、その後42℃の温度で、乳酸菌と納豆菌の活動を促していきます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240402/17/richcountrylife/d4/01/j/o3024403215420634532.jpg?caw=800)
6.保温が終了したら、上澄み液を茶濾しで濾しながら容器に入れて、500mlの水を加えて倍量にしたら完成になります。
濾した後に残った沈殿物は、土づくりの際に肥料として利用できるので、別の容器にうつしておくといいですね。使い方は、土壌散布で水で10倍薄めて使うようにしてください。
使用方法
マイエンザを葉面散布に使う場合は、水で500〜1000倍に薄めて使います。
野菜の株元にまく時は、水で100〜200倍薄めて使います。
冷暗所で保管をして、2〜3ヶ月を目安に使い切るようにしてください。
栄養ドリンクなんで、液肥と併用して使用することもできます。
まとめ
- 土をフカフカにする(団粒構造の土)
- 収量、食味がよくなる
- 病気になりにくい
- 虫がつきにくい
- 連作障害が少ない
といった、メリットがあります!
ぜひ、作って、菌活していきましょう〜