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超短編小説 痘密教会連続HKKNSJN事件

痘密教会支部長A:「おい、今、入信交渉中の山神とかいうババアなんだが、資産はあるのか?」

痘密教会集金担当B:「ええ、資産家の娘ですね。それに、旦那が自殺して、それで動揺してウチに入ろうと考えているので。」

A:「保険金とか下りてないのか?」

B:「合計で6000万円は、かけていたみたいです。」

A:「おー、今月、ノルマ達成できそうだな。旦那の自殺は、サタンの仕業だとか言って、全財産を献金すれば、救われるとか、洗脳してみろ!」

B:[うまくいきました。入信して、すぐに5000万円ゲットです。いつもの手口で、イチコロです。面談の音声を別室で盗聴して、終わって廊下に出てきたところを、偶然を装って.....」

A:「初対面の教団幹部が、涙をためて「あなた、苦労されましたね。御主人なくされたんですよね?ええ、お顔を見ればわかるんですよ」と親身に語り掛けるわけだな。」

B:「ええ、これでイチコロです。この宗教は本物だ!と勘違いしてくれました。」

A:「お―それは、いい金づるになりそうだな。うちの「HKKSJN団」使って、けつの毛まで毟りとれ!よく、やったな。」

B:「カムサハミダー」

B:「父親が会社経営者で大金を持っているんですが、娘の献金に大反対で、邪魔するんですよ。HKKSJN団に出動をお願いします。」

A:「わかった。心不全かなんかでお亡くなりになるよう手配する。足がつかないよう、ピョンヤンから派遣してきた工作員に頼むさ。」

B:「首尾よくいきましたね。父親を消して、会社を娘に引き継がせました。その会社の資産を根こそぎ、取り込みます。ただし、医者の偽診断書とか警察の検視お目こぼしで裏金は使っています。」

A:「ま、多少の経費は仕方がない。おー、合計で億に達したか。こんな大口のカモ、滅多にいないぞ。聞賤迷師にもご報告しておくぞ。よくやった。お前の報奨金も期待していいぞ。」

B:「実は、小児がんの大病をした長男がいまして、こいつも、ウチの集金の邪魔をするので「換金」してしまいます。」

A:「あー、そいつも、自殺偽装でいいんじゃないかな?遺書の偽造班を使え。」

B:「警察筋が、検視とか余計なことしないように、根回し願えますか?」

A:「ああ、ウチで飼っている痔民党の耶摩谷代議士が、ちょうど、国家公安委員長なので、話を通しておくよ。任せろ。たっぷり、HKKN掛けてから料理しろよ。」

B:「長男、換金しました!自殺偽装もうまくいきました。ただ、次男がうるさく付きまとってきます。消しますか?」

A:「さっさと、換金しろ。」

B:「た、たいへんです。次男が、うちの広告塔のAB先生を襲撃して.....」

A:「う、まずい。田那珂会長に記者会見させて、胡麻化せ!」

ちゃんちゃん。