2025年2月19日に私と妻は霧峰林家花園(むほうりんけかえん)に見物をしに行きました。

 

林家花園は台湾台中市霧峰に位置する歴史的な庭園と建築物で、清朝時代末期に作られた台湾でも有数の伝統的な庭園と建築物です。

霧峰林家の開祖の林石は1746年に福建省平和県から台湾へと海を渡り、手作業で土地を切り開きました。

 

その後、林家は豪商になり、地域社会への多大なる貢献もした一族です。

 

林家花園は彼らの富と文化的教養を象徴する邸宅兼庭園として設計されました。

庭園内には精巧な木造建築や彫刻、池や回廊などが配され、中国南方の建築様式が反映されています。

 

台湾の初期には五大名家が存在し、その中で中部の霧峰林家は台湾で最も勢いのある家族の一つであり、社会・教育・文化の分野においても重要な貢献をしました。

 

林家花園のマップ:

 

林家は日本統治下でも一定の地位と影響力を保っていたので、花園も良い状態で維持されていました。

でも日本の近代建築や都市開発の影響で、周囲の景観や生活様式は変化しました。

 

戦後も台湾の文化遺産として再評価されました。

 

現在は歴史的な建築物として一般に公開され、台湾の文化遺産として高く評価されています。

 

今は観光地として人気があり、台湾の伝統文化を感じられるスポットとして多くの人々が訪れています。

 

私と妻は10時30分頃に林家花園に着き、先ずは無料のエリアの「草厝(そうく)」という屋敷を見物しました。

 

草厝は林石が1746年に台湾に到着した時の屋敷で、記念のためにそのままで残っています。

 

 

 

 

 

 

 

今草厝の中は今色んな文化についての物が展示されています。

 

 

 

草厝についての説明:

 

朝11時にチケットを買い現地のガイドさんに従い、下厝のエリアに入り五落の屋敷を見物しました。

全部の屋敷には凄く広い芝生がありました。

 

私達は屋敷を見物しながら当時の林家族の物語をツアーガイドに話してもらいました。

 

下厝は清朝時代の軍人として活躍した林文察の屋敷でした。

彼は台湾や中国本土での反乱鎮圧や戦功により、「福建陸路提督」という高い地位に就任しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が気になったのは屋敷の中に舞台がある事です。

 

舞台:

 

そして昔の家で使った物も大量に展示されていました。

 

 

 

 

 

 

実は林家のもう一つの分家である「上厝(じょうく)」も別のチケットで見物が出来るけど、下厝より小さくて見物しなかったです。