2016年2月9日13時に私達は観光列車でルツェルンに到着しました。

 

ルツェルンには有名な伝統のカーニバルがあり、2016年は2月4日から9日まで開催されました。

この国内最大規模のバーゼルのカーニバルは4日に始まり、私達が到着した9日はカーニバルの最後の日でした。

 

スイスの有名な3大カーニバルはバーゼル、ルツェルン、ベルンのファスナハトです。

 
ルツェルンの町のマップ:
 
私達はルツェルンに到着してから川辺にある中国料理のレストランで昼ご飯を食べました。

食後、川辺を少し散策しました。

 

沢山のカモメが川辺の辺りを飛んでいました。

 

 
 
そこに観覧船の乗り場があり、綺麗な観覧船に人が並んで乗り込んでいて、間もなく出発すると思いました。
 
 
 
 
その後皆で直ぐ傍にあるマンダリン・オリエンタル・パレス・ルツェルンにチェックインしてから、晩御飯まで自由時間になりました。
 
私と妻は街でやっているファスナハトのパレードを見に行きました。
 
ネットの情報によるとファスナハトという言葉には「厳しい冬(悪魔)を追い出し春を迎えよう」という意味があります。
それは復活祭に関連した中世から続く伝統行事で、悪魔を追い払う為にブラスバンドが怖い仮装をして大きな音をならしながら練り歩くパレードです。
 
ルツェルンのパレード:
 
 
 
そしてルツェルンのランドマークとなる歴史的な橋のカペル橋へ向かいました。
この橋は14世紀前半に城塞の一部として建設されたもので、ヨーロッパ最古の屋根付木造橋と言われています。
 
カペル橋:
 
 
 
カペル橋の上から見ると川辺にもパレードに参加している人達も沢山いました。
 
 
 
 
パレードだけではなく、街の中心部にある坂道の所で大勢の人達が集まって、大きい音でバンドの演奏をしていました。
 
 
 
それからバンドの演奏をしていなくても仮面をかぶって街を歩いている人も沢山いました。
彼らは喜んで観光客と一緒に写真を撮っていました。
 
 
 
 
 
街にある小さい広場で、赤い制服を着ているバンドの人達の演奏を見かけました。
 
 
 
私は大きいスネアドラムを持って演奏している少年が気になり、彼の姿の写真を一枚撮りました。
意外にも彼の隣の子供が不愉快な顔をしました。
子供の母親によると彼は少年の弟で、「なぜ私の写真を撮らないの」と言ったとのことでした。
私は直ぐ弟の可愛い写真を撮り直しました。