2024年9月13、14と15日にバンクーバーから45キロの位置にある郊外都市のラングレーで先住民のパウワウというフェスが開催されていました。
私は15日に見に行きました。
パウワウは歌や踊りで家族のお祝い事を祝う先住民の集まりです。
伝統的なパウワウは、他の先住民を歓迎し敬意を表すために、先住民族が主催するお祝いです。
パウワウは通常3日間の週末に行われるイベントで、人々は参加するために遠くからやって来ることもあります。
先住民文化に馴染み(なじみ)のない私にとって、パウワウを体験することは魅力的な文化の体験になりますね。
実はカナダに来た白人は昔から先住民を自分の文化に同化させるために、先住民集落の子供達を寄宿学校に集め、英語と西洋文化を勉強させています。
でも10年前に初めて発表された研究報告によると、女性を売買して乱暴に扱う(あつかう)という現代版の奴隷制度(どれいせいど)ともいえる行為が行われており、千人以上の先住民女性が行方不明になっているそうです。
そしてCBCテレビは2019年に「数千人の先住民族の女性の死亡や行方不明の問題に関する調査」の結果を報道しました。
この調査によると、カナダでは1980年から現在までに、先住民族の女性およそ1200人が殺害され、あるいは行方不明となっている、と報じられました。
一部の活動家は実際の数はこの統計の数より遥かに多くなる可能性がある、との見方を示して(しめして)います。
ラングレー・イベント・センタ:
私は12時前に10ドルでチケットを買い、ラングレー・イベント・センタに入りました。
開催時間は12時45分なので会場に人は少なかったです。
開演寸前に参加者が踊りと歌を歌いながら会場に入って来て、急に会場に大勢の人で埋まって壮大な雰囲気になりました。
私はその入場式の映像を撮ったので、皆にシェアします。
そして私が全然知らない言語で大きい声で歌いながら会場をゆっくり回り始めました。
一方でドラムグループはステージの傍で一生懸命ドラムを叩い(たたい)ていました。
その後、多分違うグループがパフォーマンスをしながら順番に登場しました。
違う曲を歌っていたけど、私にとってはほぼ同じ感じ様に感じました。
私がなぜ全部同じ様に感じたかというと、多分彼らが使っている楽器がドラムと民族衣装に付いている金属の板だけだったからです。
他の弦楽器を全く使っていなかったです。
私は最後まで見なかったけど、初めての体験だったので嬉しかったです。






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