私と妻は昔から台北植物園を散歩することが好きです。
台北MRT緑線が開通する前はいつも土曜日や日曜日に車で台北植物園に行き、専用駐車場がないので傍の道端に車を停めて、園内を2時間ぐらい散歩しました。
2014年11月に台北MRT緑線が全線開通して、電車で行くのが便利になったので電車で行くようになりました。
台北地下鉄MRT緑線の小南門駅3番の出口を出ると、歩いて3分で植物園の入口に着けます。
毎日朝5時30分から午後8時まで開園していて、無料で入園ができます!
でも園内の施設の中には8時30分にオープンする場所も何箇所かあります。
台北植物園の前身は日本統治時代の1896年に創設された「台北苗圃(びょうほ)」でありました。
1921年に現在の「台北植物園」に名称変更されました。
園内には2,000種類以上の植物が収集(しゅうしゅう)されていて、台湾初の植物園です。
台北植物園の入口:
植物園の中には植物だけではなく、蓮池の傍に「南門町三二三」という建物と日本庭園があります。
その庭園は1930年代に建てられて、茶屋として使われていました。
南門町三二三という名前は当時の住所「台北州台北市南門町六丁目三二三番地」付けられた物です。
今その建物と庭園は修復されて、毎週水曜日から日曜日の9時30分から16時30分まで無料で開放されます。
そして植物園内を歩くと欽差行台という寺みたいな建物が見えます。
その建物は元々台北公会堂(中山堂)の近くにあったが、1932年に一部が現在地に移築されました。
欽差行台は1892年に建てられて、清の時代に中央からきた偉い官吏を接待した場所でありました。
日本統治初期には台湾総督府庁舎として使われていました。
欽差行台:
植物園内で散歩している人がいつも多くて、でも歩道をジョギングでしている人も時々見かけました。
園内の植物の種類が多すぎて、私は植物の名前をあまり知らなかったです。
それで私は最近「PictureThis」というアプリを使い始めました。
そのアプリはスマホで写真を撮ったら10秒で植物の名前が出てきます。
そんな便利なアプリがあって凄く嬉しいです。
台湾政府は数年前から「方舟計畫」というプロジェクトを始めました。
そのプロジェクトは様々な絶滅危惧(ぜつめつきぐ)の植物を救う(すくう)ために、台北植物園の中で新しい温室を作っています。