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リチャード・ブランソン

サー・リチャード・チャールズ・ニコラス・ブランソン(Sir Richard Charles Nicholas Branson, 1950年7月18日 –)は、イギリスの実業家。コングロマリット、ヴァージン・グループの創設者で会長を務める。

リチャード・ブランソン
リチャード・ブランソン


ヴァージン・ギャラクティック (Virgin Galactic) は、ヴァージン・グループ会長のリチャード・ブランソンが設立した宇宙旅行ビジネスを行う会社である。

スペースシップワンの弾道飛行によりAnsari X Prizeに勝利し賞金1000万ドルを獲得したスケールド・コンポジッツ社より技術提供を受け、再使用が可能な宇宙船スペースシップツーを開発しており、アメリカのニューメキシコ州に「スペースポート・アメリカ」、スウェーデンの北部に「スペースポート・スウェーデン(英語版)」を建設している。
2011年11月現在宇宙旅行者の募集中であり、400人が代金を支払い済みである。世界で最初の宇宙旅行者100人はファウンダーと呼ばれ、日本人は平松庚三、稲波紀明ら3名である。日本に於ける公式代理店はクラブツーリズムである。

ヴァージン・ギャラクティック社は年500人の観光客を一人当たり20万ドルの料金で宇宙へ送る計画を立てている。飛行は弾道飛行で、大気圏と宇宙のおおよその境界とされる地上100kmを若干超える高さまで到達することになっている。完全な無重力になる時間はおよそ6分間を予定している。将来的には軌道上を周回する宇宙機の投入も計画している。2012年5月には連邦航空局 (FAA) より高度100kmの宇宙空間で試験飛行を行うための許可が交付されており、同年末にも試験飛行を予定している[1]。
1960年代から2007年まで、100km以上の高さの宇宙に到達した飛行士は448人しかいない(ただしそのほとんどは地球を周回している)。ヴァージン・ギャラクティックは毎年これを超える人数の観光客を宇宙空間に送り込むことになる。
ブランソンが熱心に取り組んだ最初の事業は、弱冠16歳で創刊した「スチューデント」という名の雑誌だった。この雑誌を創刊する以前、すでに学生として手がけた事業で2度失敗している。セキセイインコの飼育とクリスマスツリーの育成だ。この雑誌の仕事も大してうまくいかなかった。
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 次に、ポピュラー音楽の知識が乏しいにもかかわらず、なぜかレコードのメールオーダー会社を設立するというアイデアを実行している。自分あてに届けられる代金支払いの小切手が、実際に郵便受けにあふれるのを見て初めて、自分が事業に成功したことを実感した。