何を信じたら良いのか?

がんが自分事になったとたん、情報を冷静に判断するのが難しくなります。生死に関わる事態になるほど、人は聞こえのいい言葉や甘い言葉に引き寄せられてしまうものです。

できる治療はないと言われても、元気で過ごせているうちは必死で情報を集めたいのが患者というもの。そういうときほどニセモノにひっかかりやすいという。

患者さん側のリテラシーも問われますが、何よりも最悪なのは、患者さんの心理につけ込んで金儲けをたくらむ医療者が相当数いることです。

残念ながら、知りたい言葉でネット検索すると、上位に来る情報ほどニセモノである場合が多いのが現状です。

 

「高濃度ビタミンC療法」とは文字どおり、高い濃度のビタミンCを点滴する治療法で、これもエビデンス不明のインチキ医療だと大場先生。 

「特にうさんくさいのは、高濃度ビタミンC療法はノーベル賞をとったポーリング博士の業績だとうたうクリニックです。たしかに彼はノーベル賞受賞者ですが、高濃度ビタミンC療法が認められて受賞したわけではありません。さもノーベル賞級の優れた治療法であるかのように見せかける商法にはだまされないように」

ポーリング博士の論文のひとつに、一部のがん患者に高濃度のビタミンCを投与した結果、生存期間が延びたと発表したものがあった。

この結果に疑問を持ったアメリカで最も権威があるがん治療の医療研究施設のひとつが臨床試験で検証を行い、再現性なしと結論づけたのはもう40年以上も前だ。

 

ナイアシンががん治療に有効ではないと判ったのも1980年代…似てるよね(笑)

 

 

 

 

 

今朝の情報番組で『光免疫療法』が特集されていました。

昨年末には「情熱大陸」でも取り上げられていましたね。

 

https://rakuten-med.com/jp/news/stories/2022/12/05/8300/

 

まだまだこれからだと思いますが、こういう治療に期待したい。

 

 

 

 

 

ネット上にはこのような地獄の入り口が多数存在します。

5chでも指摘されてるように、コメントしてる信者は本人の裏アカ(自作自演)でしょう。

 

 

発信する内容に医学的な誤りが多いことや、特定の健康食品の推奨が妙に多いことを疑問視した多くの医師が、ネット上で注意喚起を始めました。このことがネット上に広く拡散し、多くの人が知るところとなりました。

 

医師だと詐称していた。

特定の健康食品購入に誘導して広告収入を得るのが目的だった。

 

たった一人の医師が信頼できる情報ソースを提示せず個人の意見として発信した情報は、かなり慎重に取り扱うべきだということです。

 

直接であれ間接的であれ、被害に遭われた方は通報しましょう。

 

 

残念ながら、また1人、疫神に連れていかれたようです。
心から哀悼の意を捧げます。
 

 

地獄の入り口(シビュラの洞窟)