version 10 years after
本日、新しい動画を公開しました
Richard Roeが2012年に発売しましたCD『MUSICMAN』の表題曲、『MUSICMAN』。
動画の説明欄にも書いてますが、アレンジを組み直し、オケを録り直し、すでにあるボーカルトラックを再編集して仕上げた音源となってます。
いわゆる“ニューバージョン”ですね
今までRichard Roeが公開してきたミュージックビデオ形式ではありますが、“動画”はないです
(;´▽`A``
今となっては音源を公開する手っ取り早い方法がYouTube動画なので、リリースした当時のジャケ写を使って音だけで公開しています。
ジャケ写、これですねw
↓
「なんで今になってこの曲を・・・?」
ってな質問があるかもなので、ここで説明だけしておきましょうか。
昨年からRichard Roeの活動がほぼストップしておりまして、こうなると今まで俺自身が長年やってきた日々のルーティンの中での“楽曲制作”というものがポカーンと抜けてしまってるわけなんですね。
そうなると、なんだか今まで作ってきた楽曲を改めてじっくりと聴き直したりする時間ができたりとかして、もうそれこそ片っ端から聴き直したりしてたんですよ。
そこで、今になって改めて聴くと、やっぱり当時の自分と今の自分とでは随分と違うわけでして、要するに、やり直しがしたくなってきたりもするんですよ
でも、基本的には「すでにリリースしたものはもうそれでお終い。」というスタンスで今までやってきてるので、そうそう簡単には改めて手を加えることはしないでいるんだけど、上記の通りで今は新しい曲に取り掛かるということがないわけで、つまりは時間的余裕ができてるという側面もあるわけなので、やろうとその気になればやれるわけですよ。
そりゃまぁバンド内がこの状況でボーカルだけは録り直すことはできないもんだから、当時に録った音源を使うしか手はないんだけど、でもそれ以外は新しく作り直すことができるんですよ。
でもそれはDTMでレコーディング作業をするようになってからの分でしかできないので、作品で言うところの『MUSICMAN』以降の音源に限るんですけどね・・・。
それ以前の作品はDAWソフトではなくMTRでRec作業を全部仕上げてたから、ボーカルトラックの音源そのものが手元に残ってないんですよ
で、『MUSICMAN』制作当時はまだ俺自身がDAWソフトでの音源制作に慣れてなかったというのもあって、さすがにこの頃の音源と今の音源とでは全然まったく違う“音”として仕上がっているので、やり直ししたい欲が一番強いんですよねぇ、これ・・・w
(ホントはもっと前の作品だってやり直しをしたいとは思ってるけどねw)
・・・と、まぁ、そんなわけで、どうせやるなら新しく作り直そう!ってことで、アレンジも新しく組み直して、ボーカル(とコーラス)以外は完全に新録バージョンとして仕上がりました、『MUSICMAN (ver.10YA)』です
このギターリフ、きっちり弾こうと思うと実は結構難しいということを改めて知りましたね
それこそ何度も何度もライヴで実演をしてきた曲だから手に馴染んではいるけれど、音源作品としてきっちりと演奏しようとすると、このフレーズがなかなか雑になっちゃう。
コードを押さるフォームを保ちつつメロディーを鳴らすテンションの音の3~2弦と、そのコードのルート音を鳴らす5弦とをほぼ交互に弾いていくようなフレーズなのね。
これがムズイ
全体的なアレンジとしては、原曲の方は若干レトロな80年代臭がプンプンするようなシンセのリードパートがあったんだけど、それをなくしてピアノパートを導入しました。
これによってすごく綺麗になった感じよね
あと、元々が陽気なアメリカンロックテイストな曲なんだけど、ブレイクをいくつか入れることによって楽曲全体的な緩急が引き締まったなぁって思います
新曲・・・ではないんだけど、これも現時点でのRichard Roeの活動です。
可愛がって頂ければと思います。
約10年前の原曲を持って下さってる方は、今回のと聴き比べするのも面白いかも?・・・ですよ
(´艸`)