t.c.electronic G-SYSTEM その4
先日修理から帰ってきて、その後絶好調でございます俺のG-SYSTEM
(o^-')b
ここでまたマニアックにもこのお気に入り機材の解説記事を書いてみようかと・・・
修理から帰ってきて、また一から音作りをする羽目になったおかげで(?)、新しい使い方を覚えました!
・・・ってゆーか、俺がわかってなかっただけの話なんだけどw
(;´▽`A``
●ワウ
G-SYSTEM のワウはフィルター系エフェクトとして一括りにされてます。
ワウの種類では、オーソドックスなペダルワウ、ピッキングの強弱に合わせてワウが掛かるタッチワウ、タップテンポと合わせて自動で掛けられるオートワウの3つです。
このワウ以外にもフィルター系のエフェクトが入ってるんだけど、俺があまり使わないタイプの効果なので、この【FILTER】スイッチで使うエフェクトは俺はワウのみですw
BOSSのヒューマナイザーみたいな効果のフォルマントというエフェクトもあって、鳴らしてみたらちょっと懐かしくなったりしたけど、ま、使うことはないかな~・・・と
(;´∀`)
でね、今までは接続したEXPペダルでワウを操作してたわけなんだけど、でもワウを使うためには【FILTER】スイッチを踏んで“ワウON”にしてからじゃないと使えなかったんですよ。
↑
俺はワウは右足で踏むタイプです。
なので、EXPペダルは右側にポジショニングしてるのですが、ワウのON/OFFとも言える【FILTER】スイッチは本体の一番左上のスイッチ。
これ、右足でワウON/OFF(【FILTER】スイッチ)切り替えて、そのまま右足でEXPペダルを操作するのって、足の“振り幅”がかなり大きくなります
だからって左足でON/OFFして右足でEXPペダル・・・としようとすると、なんか演奏中に地団駄踏んでるみたいで超カッコ悪いよねwww
立ち上がってやってごらんよ。
演奏中の音色切り替えというその瞬間、即座に左足でスイッチ踏んですぐに右足でペダルを踏むような動き。
必死になるだろ?www
そんなのライヴの演奏中にできるもんじゃないって
いや、できるけどお客さんから
「あれ?なんか今あのギターの人一瞬変な動きした!」
って思われるからwww
それを回避するためには、もうボードの上に乗っちゃうしかないじゃないwww
左足を【FILTER】スイッチ、右足をEXPペダルの上へ・・・と、乗るしかないじゃないwww
なんて滑稽なギタリストでしょう
( ´艸`)
ありえん。
じゃあ次に、プリセットを作った時に予め“ワウON”にして保存しておく。
そしたら、そのプリセットを呼び出したその時からワウはONになっていて、EXPペダルを踏むだけでワウが鳴るようになるってわけですね。
でもこれだとワウを使わない時には結局一度【FILTER】スイッチを踏んでOFFにしないといけなくなるわけじゃない?
それもまた一手間かかるわけで、だから俺、ワウペダルはG-SYSTEMの外に用意しなきゃいけないかな~って思ってたの。
だからここの記事でもそんな風に書いてたんだけどさ・・・
http://ameblo.jp/richard-roe-y/entry-12132737463.html
これが大間違いだった!
(((( ;°Д°))))
このG-SYSTEMのワウ、いや、厳密に言えばペダルワウ、オートON/OFF機能があったんです!
(゚Д゚;)
ペダルに足を置いてワウON、足を離せばワウOFFというやつですよ
俺が以前に使っていたスイッチレスのワウペダル、CRYBABYの95Qのような使い方ができるんです
これだから説明書はしっかりと読んでおかなきゃダメなんですよねぇ
(;´▽`A``
導入してからもうすぐ半年ですよ?
そんな機能があるだなんて、全・・・ッ然知らなかったですww
ワウのパラメータ操作画面
↓
この画面での一番左の項目<Auto On>というやつです。
今この画面では0.5sとなってまして、つまり0.5秒。
設定は最短0.3秒から、なんと最大10秒まで設定できます!
“ワウあり”と“ワウなし”で演奏中に使い分けるようなパートがある場合(←俺ねww)、これは非常に便利です!
(≧▽≦)
普通のワウペダルのように、ペダルを踏み込んでガチッ!とON/OFFの切り替えをしなくていいんですよ
上記では足を置くor離すでON/OFFって書いたけど、正しくはEXPペダルの動きに合わせてのオートON/OFFです。
つまり、EXPペダルを動かしたその瞬間からONになって、EXPペダルの可変値が静止してから何秒でOFFにするか・・・という設定ができるんです。
0.3秒だったら、ホントに一瞬でOFFにできますw
ここも0.3~10秒で調整できるので、自分の演奏に合った設定にできますね
でもこのオートON/OFFだったら、弱点はワウの半止めでの演奏ができないということじゃないか?
それがしたい場合は、もうオートON/OFFを外したプリセットにしておかないといけないんじゃないか?って、実はそうでもないんです!
EXPペダルを踏んでONにした後、ずっとONになったままという設定もできるようになってます
TCすげー!
(;゚Д゚)
G-SYSTEMすげー!
(;゚Д゚)
まとめます。
G-SYSTEMのワウのオートON/OFFはEXPペダルの動きに合わせてのON/OFF切り替え。
EXPペダルを動かせばON、止めればOFF。
OFFになるまでの時間の設定は0.3秒~10秒、または無限。
無限の設定だとオートでOFFにすることはできないが、同じプリセット選択スイッチを踏むだけ(ワンアクション)で元通りになるので、そういう使い方で同じ音色の“ワウOFF”で演奏を続けることもできる。
ワウの半止めプレイを望む場合は、タイムを無限に設定しておくことで可能。
と、まぁこんな感じかな。
早速俺がワウを使うプリセット、または使う可能性があるプリセットに、このオートON/OFF設定で組み込み直しましたよ。
実際に鳴らして試してみましたよ。
もうこれ最高ですよ
めちゃくちゃ便利
G-SYSTEMのユーザーさんのレビュー記事とかブログとかを読んでると、ワウの音にはイマイチ良い評価を出していない人もいたりするのだけど、正直なところ、俺はG-SYSTEM内のワウでも全然OKです
特に不満はなし。
ワウのかかり具合はHiとLowの極端に2種類しかないけど、例えばゴリゴリのリードサウンドではHi、大人しいクリーン~クランチなどではLowという具合で使い分けもできますしね
( ̄▽+ ̄*)
ここのブログでは自分の機材をずっと褒めてばかりでアレだけどさ、ホントに素晴らしい機材で、一ユーザーとなった今でもずっと感動してるよw
いつも重いだのデカいだの文句言ってるけど、その重さすら愛しくなってくるくらいだw
(▰˘◡˘▰)
運搬は確かにマジで辛いけど、次のライヴが東京?
500km超の遠征?
カンケーないね。
当然この“本気仕様”のメインシステムで臨みますよ