ジュリアですサンダル



今日は6月4日、月曜日です。

暦の巡り合わせで、数年に1度

6月4日は月曜日になるワケですが、

私は、子供の頃に読んだあるマンガを

思い出すのです。



そのマンガは、里中満智子さんの

『6月4日月曜日』本

白血病に冒され、あと1年しかない

自分の余命を知った少女・美幸…。

「どうせ1年しか生きられない」と

自暴自棄になるのですが、

戦争で妻と子を亡くした老人と出会い

様々なできごとを通して

「私にはまだ1年あるんだ」と

強く生きていく希望を見いだすまでの

丸一日の心情を描いた作品です。



白血病で余命1年…

両親が泣きながら話しているのを

美幸が偶然聞いてしまったのは

6月4日の朝。

「来年の6月4日には私はもう

この世にいないかも知れない」

絶望的な気持ちで

一日をスタートした彼女だけれど、

「勉強、親孝行、恋…etc.…

365日、自分ができることを

精一杯していこう」と

前向きな姿勢でその日を締めくくる

ラストシーンは

当時、美幸と同じ小学校高学年だった

私の胸に響くものがありました。



あれから何十年…

6月4日が月曜日でも

そうでなくても、

決して忘れられない作品です。





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