ジュリアですサンダル



今日は朝からとても好い気分でした。



通勤で下車した駅の階段を

和服姿のご年輩女性が

昇ろうとしていました。

着物の裾を踏まないように

少したくしあげたいのに

荷物がたくさんあって

難儀していらっしゃるご様子。

先に2、3段昇った私は戻り

「お荷物を持ちましょう」と

申し出ました。

「まあ、ありがとう」と

嬉しそうにこたえて下さり

お話しながら階段をゆっくり

上がりました。

「いつもはお洋服なのだけれど

今日は踊りのお稽古なので」とか

「私も着物は持っているけれど

自分で着られないので

羨ましいです」など…。

階段の上で

「お気をつけて」と

私がお荷物を手渡すと

上品な優しい笑顔で

「ありがとうございました。

本当に助かりました」と

何度もお辞儀をして下さいました。



私がとても温かい気持ちに

なれたのは

そのご婦人が、私の申し出に

素直に応じて下さったから。

「大丈夫です。持てますから」

…なんて言われたら

余計なお節介だったかな…と

心が萎んでしまったかも。

電車で座席を譲った時と

同じよね?

「年寄り扱いしないで!」なんて

言われると

次の機会での勇気を失ってしまう。



私もおばあさんになったら

若い人の親切には

素直に甘えようと思います。

でも今は、人生の先輩である

おじいさん&おばあさんに

優しくしてあげたいですね。




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