私の中には小さな女の子がいる。
最近みつけたっちゃんね。
その子はね、マッチ売りの少女みたいにみすぼらしくて
寒い街中を
歩く人々の邪魔にならないよう
息を殺しながら
人々の落としていった愛の欠片を拾うと。
小さなかじかんだ手でうんしょ、うんしょって。
その欠片で豪邸を建てると。
「ほら、私、愛がいっぱいあるのよ。
あなたにもあげる。だから私を見て。」
手元の愛がなくなったら、また拾う。
また家を建てる。
その繰り返し。
疲れ切った女の子。
たぶん、私のインナーチャイルド。
私ってわかるけど、私じゃないと。
何か隔たりを感じると。
ただ、この子をみつけてからはよく泣く。
代わりに泣いてあげようっちゃろうね、きっと。
「寂しかった」
「愛されたかった」
「認められたかった」
そやね。