人生が楽しくなる 加々美順子の こころのクレンジング ブログ

     
7月28日29日、愛媛県東温市ハグカフェでの、
「ハグオリジナルセミナー」に、ご参加くださったみなさま、

ありがとうございました!

また、いつか、
お目にかかれる日を、楽しみにしています!









Amebaでブログを始めよう!
$人生が楽しくなる 加々美順子の こころのクレンジング ブログ
「名古屋にいこぉー」との、夫のひとことで、
車に乗り込み、あれよあれよと、
伊勢まで、足をのばすことになった。



濃い緑の山々、青い海、抜けるような空。
まさに風光明媚とは、こんな景色だろうと、
目を見張るばかり。
夕日にも、心奪われる。
$人生が楽しくなる 加々美順子の こころのクレンジング ブログ
初めての伊勢。



宿の夕食時に、
ご挨拶に来てくださった総支配人さんが、
伊勢神宮のお参りについて、教えてくださる。



「夫婦岩でお参りして身体を清めて、
外宮に参って、内宮へ・・・」
想像がつかない。
「どんだけ広いんだろう・・・」と。



翌日、まずは、夫婦岩。
$人生が楽しくなる 加々美順子の こころのクレンジング ブログ

そして、外宮へ、内宮へ。
それぞれ距離があり、町全体が伊勢神宮。
鳥居から入るごとに、空気が変わるのを感じる。
鳥居の前で一礼し、また次の鳥居の前で一礼、
また次の鳥居でも。



二礼二拍手一礼で参拝。
祈願お祓いもしていただいて、
深々と頭を下げる。
そして鳥居をくぐり、また一礼、
鳥居をくぐり、また一礼。



ただ、頭を下げる。



頭を下げるたびに、肩の力が、
抜けていく気がする。



頭を下げるたびに、
余計な考えが、消えていく気がする。



頭を下げるたびに、
おごった気持ちが、溶けて流れていく気がする。



帰りの車の窓から、思いきり風を吸い込む。
身体中に広がる、深い緑の香り。
ふっと息を吐いた目に、空が、海が、川が、
きらきらと、まぶしく映る。



なんだか、久しぶりに、呼吸したような気がした。


$人生が楽しくなる 加々美順子の こころのクレンジング ブログ
【無。頭を下げて。空。呼吸をして。自然の中に溶け込む。ただ、ひとつに。】

人生が楽しくなる 加々美順子の こころのクレンジング ブログ

「加々美さん、来てよ!」「うん!行く!」
ハグカフェのオーナー、あけみちゃんのひとことで決まった、
愛媛県東温市でのセミナー開催。



あけみちゃんとの出会いは、もう20年以上前になる。
共通の友人からあけみちゃんの話を聞いて、
「会いに行かなきゃ・・・」と、漠然と思って、
気がつけば、その日の夜の、松山行きバスに飛び乗っていた。



初めて会ったというのに、お互いのこと、心のこと、
次から次へと話したあの日。本音で直球のふたりだった。
あのときは、ふたりでセミナーをするなんて、
思いもよらなかったけど・・・。



セミナー前日、7月27日に降り立った松山空港。
山の緑、抜けるような空、頬をなでる風を大きく吸い込む。
迎えにきてくれたあけみちゃん。
その笑顔をみて、ひとりで勝手に、胸が熱くなる。



そして、セミナー当日7月28日の朝、
ハグカフェのテーブルには、キラキラした瞳、瞳、瞳。
NLPを中心に、機関銃のようにしゃべり、
次々と二人組、三人組・・・を組んでのワーク。



多すぎる情報に、とまどいもあっただろう。
次から次へのワークに、もうへとへとだっただろう。
それを承知で、今回は、私の出来うる限りのこと満載での2日間。
それでも笑顔で、パワフルに、取り組んでくださった参加者の人たちが、
まぶしくて、いとしくて、何度目頭が熱くなったことだろう。

人生が楽しくなる 加々美順子の こころのクレンジング ブログ

最終日の7月29日から一週間が過ぎ、
いろいろ使ってみては、うまくいったこと、
うまくいかなかったこと。
そして、気持ちも、セミナーが終わった直後から、
変化してきているかも。



この2日間で私がお伝えしたこと、忘れてもいい。
テキストを本棚にしまって、思い出にしても。
今の自分に必要なことは、必要なときに、
必要な分だけ、受け取ることができる。



今、忘れてしまったように思っても、
必要なときには、ちゃんと記憶の扉から、
出てきてくれるから。
「あっ、そういえば!」っていうふうに。



ご参加くださったみなさん、ありがとう!
無垢で、素直で、率直な、あなたを。



ありがとう!
献身的に支えてくれたあやさん、かなさん。



ありがとう! えいじさん。
あけみちゃんと共にいてくれて。
えいじさんの話は、今もしっかり胸に温かい。



そして、ありがとう! あけみちゃん。
溢れんばかりの愛で、「こわいあけみちゃん」で、
いてくれるあなたから、また、大きなもの、
大切なことを、たくさん教えてもらいました。



また、そのときがきたら、「来て!」って、よんでね。
「行く!」って、とんでいくから。

人生が楽しくなる 加々美順子の こころのクレンジング ブログ
【帰っておいで。自分の居場所へ。泣いてもいい。叫んでもいい。自分が自分でいられるこの場所。胸の奥の、この場所へ】
$人生が楽しくなる 加々美順子の こころのクレンジング ブログ

都心から少し離れた私鉄の駅。
改札を出て、商店街に入る。



コロッケの並ぶお肉屋さん。
いい匂いの焼き鳥屋さん。
なんだか懐かしい感じの衣料品屋さん。
わりと賑わっている通りを、進んだ一角に、
その中華料理店があった。



赤いのれんに、アルミサッシの引き戸。
のれんをくぐり、扉を開けた途端に、
「いらっしゃいませえー!」と、
大きな元気のいい声。



その声の主が、彼女であることに、
驚く私に、満面の笑みで、またもや
「いらっしゃいませ!」の声。



少しばかり、おたおたしながら、
カウンターに座る。
店内を見渡すと、
4人席が5つほど、
7~8人は座れそうなカウンター。



お水を持ってきた彼女に、
麻婆丼を注文する。
お昼時は過ぎた時間にもかかわらず、
席はほとんど埋まっている。



気になって、チラチラと、
彼女の動きを、目で追う私。



白いうわっぱりに、
三角巾をかぶった彼女。
席から席へと、
お水の入ったグラスを運び、
注文をとり、重そうな丼を運ぶ。



合間には、丼やお皿、グラスを洗い、
レジにとんでいっては、
「ありがとうございましたぁ!」



くるくる、くるくると、店内を動き、
頬を上気させながら働く彼女の額には、
玉のような汗。



『あんなに大きな、はっきりした声も出るんだ・・・』
『あんなに休む間もなく、動き回って・・・!』
『あんな重そうなもの、持って・・・!』



と、いちいち驚き、呆気にとられ、
口が半ば開き気味に。
あわてて、麻婆丼をほおばる。



彼女は、大学を卒業してすぐに結婚。
まもなく一人息子が生まれて、
ずっと専業主婦をしてきた。



それでも子育てが一段落してからは、
さまざまなお稽古事にも通い、
被災地へのボランティア活動もしていたが、
お金を稼ぐという機会は、一度もなかったらしい。



華奢な身体に、か細い小さな声。
子供の頃から身体が弱いと、
体育の授業も休みがちだったと聞く。



いつもゆっくりした感じで、
自分からあまり意見をいうことも少なく、
みんなの話に、細い声で、
「そうね」「そうね」と静かに微笑む。
彼女がバタバタと駆け回るのは、想像もできなかった。



半年ほど前だったろうか、
他の友人たちと一緒に彼女に会ったとき、
今年の春から彼女の一人息子が、
海外勤務になったという話の最中、
「わたし・・・ちゃんと生きてるんだろうか・・・」と、
ぽつりといった彼女の姿が浮かぶ。



そして、先日、
「私、働き始めたの! もしできたら、来て!」と、
今までに聞いたことのないような声での連絡。



訪ねて行った中華料理店で、
目にした彼女の姿。
驚きと、安堵の気持ちと、
なにやら嬉しいような、まだまだ心配なような、
あまりにいろんな感情がごっちゃになって、
不思議な感覚に包まれる。



仕事を終えた彼女と、待ち合わせた喫茶店。



パート募集の張り紙が、2週間気になって、面接に行ったこと。
面接では、無理じゃないかと言われたが、頼み込んだこと。
先輩のパートのおばさんに、怒鳴られまくったこと。
全身が筋肉痛になったことなど、
しゃべる、しゃべる。



「白いうわっぱりに、三角巾して、
『いらっしゃいませ!』や『ありがとうございました!』って、言うの。
夢だったの。嬉しい!」

「こんな私、私も初めてで。
自分の大きな声に、びっくりする時があるの!」

「私、結構、丈夫よ! チカラもあるのよ!」


彼女の話は、続く、続く。



人には、いろんな面がある。
弱気な自分、負けん気の強い自分、
人見知りだったり、冒険心が強かったり・・・。
どの自分が偽りで、どの自分が本当かではなく、
どれも自分の大切な部分。



『私は、こういう人だから』と思っていても、
まだまだ現れていない部分が、自分の中に。
まだまだ声を聴いてあげていない、
思ってもいない部分が、あるのかも。



彼女にとっては、大きな冒険、大きな体験。
頬を染めて、楽しそうに、そして少し誇らしげに、
話す彼女は、今までの彼女とは、別人のように映る。
その額の汗が、なんともまぶしい。



額に汗して、働いてるかな、わたし。
ちゃんと生きてるかな、わたし・・・。
『ちゃんと』って、なんだ!? 『ちゃんと』って。
と、ひとりツッコミしながら、電車にゆられた帰り道。



駅を降りて、
大きく風を吸い込む。
身体の中が、
緑の匂いで、いっぱいになったような気がした。


$人生が楽しくなる 加々美順子の こころのクレンジング ブログ
【一心不乱に、働く。額に汗して。生きていること。人それぞれに、実感。】