第2話 誓①(上)
登場人物(話言葉人に出でくる人もありで。)主人公
→蔵人沙見夜(クロウド サミヤ)<14>
(五・六男)弥砂(ヤサ)<14>←双子
長兄、蛭(ヒル)<23>
次男、散無(サム)<22>
三男、彩好(サイス)<20>
四男、灼(シャク)<18>
瑠美羅(ルミラ)<16>
栗木明人(クリキ アキヒト)<20>
第2話 誓
沙見夜が旅をして(家出して)2日目
沙見夜:「はぁ。何も食べてねぇ。
これからどうしたらぁ…。んっ?!」
弥砂:「よっ!沙見夜!」
沙見夜:「わ゛なんで!?、お前もか?!」
弥砂:「そうだけど。」
沙見夜:「なんでお前まで」
弥砂:「だってょ。俺やっぱ沙見夜がいないと
俺じゃないって、思ってさぁ。」
沙見夜:「あのさぁ兄さん達は俺を捕まえようとか
何も言わなかったわけ?!」
弥砂:「兄さん達は捕まえようとは
言わなかったんだょねぇ」
沙見夜:「まじかょ。」
弥砂:「兄さんがこんな事言うと
思わなかったんだけどさぁ。
沙見夜が居なくなってから…」
《ここで弥砂の喋っている過去シーン
(1日前の)に入る》
散無兄さん:
「兄上、沙見夜をどうなさるんですか。」
蛭兄さん:「ほとっけ。どうせ沙見夜は、
連れ戻しても、出て行くだろう。無駄だ。」
散無:「兄上…。」
蛭:「まぁどうせ…そのうち、
アイツも出て行くだろうし。」
その時、俺は蛭兄と少しだけ目が合ったんだ
《ここで沙見夜と弥砂のシーンに戻る》
弥砂:「で、その時に俺さぁ沙見夜みたいに
出て行こう。って決めてたから、
蛭兄って解ってるんだょなぁ。」
沙見夜:「そんな事よりさぁ…
俺たちはもう蛭兄達から解放された訳?」
弥砂:「たぶん。だと思うょ。」
沙見夜:「だよなぁ。」
沙見夜:「そうだ、お前に…これさぁ幼い時に
姉貴から貰った御守りなんだけどさぁ。
これはお前の分なんだけど。」
弥砂:「ありがとう。
これずっと俺に渡せなかったとか?」
沙見夜:「そう言うことだけど…。」
→蔵人沙見夜(クロウド サミヤ)<14>
(五・六男)弥砂(ヤサ)<14>←双子
長兄、蛭(ヒル)<23>
次男、散無(サム)<22>
三男、彩好(サイス)<20>
四男、灼(シャク)<18>
瑠美羅(ルミラ)<16>
栗木明人(クリキ アキヒト)<20>
第2話 誓
沙見夜が旅をして(家出して)2日目
沙見夜:「はぁ。何も食べてねぇ。
これからどうしたらぁ…。んっ?!」
弥砂:「よっ!沙見夜!」
沙見夜:「わ゛なんで!?、お前もか?!」
弥砂:「そうだけど。」
沙見夜:「なんでお前まで」
弥砂:「だってょ。俺やっぱ沙見夜がいないと
俺じゃないって、思ってさぁ。」
沙見夜:「あのさぁ兄さん達は俺を捕まえようとか
何も言わなかったわけ?!」
弥砂:「兄さん達は捕まえようとは
言わなかったんだょねぇ」
沙見夜:「まじかょ。」
弥砂:「兄さんがこんな事言うと
思わなかったんだけどさぁ。
沙見夜が居なくなってから…」
《ここで弥砂の喋っている過去シーン
(1日前の)に入る》
散無兄さん:
「兄上、沙見夜をどうなさるんですか。」
蛭兄さん:「ほとっけ。どうせ沙見夜は、
連れ戻しても、出て行くだろう。無駄だ。」
散無:「兄上…。」
蛭:「まぁどうせ…そのうち、
アイツも出て行くだろうし。」
その時、俺は蛭兄と少しだけ目が合ったんだ
《ここで沙見夜と弥砂のシーンに戻る》
弥砂:「で、その時に俺さぁ沙見夜みたいに
出て行こう。って決めてたから、
蛭兄って解ってるんだょなぁ。」
沙見夜:「そんな事よりさぁ…
俺たちはもう蛭兄達から解放された訳?」
弥砂:「たぶん。だと思うょ。」
沙見夜:「だよなぁ。」
沙見夜:「そうだ、お前に…これさぁ幼い時に
姉貴から貰った御守りなんだけどさぁ。
これはお前の分なんだけど。」
弥砂:「ありがとう。
これずっと俺に渡せなかったとか?」
沙見夜:「そう言うことだけど…。」