第1話 存在 | リチャの妄想ブログ

第1話 存在

登場人物




蔵人沙見夜(クロウド サミヤ)<15歳>


蔵人弥砂(クロウド ヤサ)<15歳>


↑双子↑










蔵人瑠美羅(クロウド ルミラ)<18歳>








第1話 存在 



主人公、蔵人沙見夜(クロウド サミヤ)<15歳>は

[沙見夜]:『やっと蔵人家(ココカラ)抜け出した。』

はぁはぁ










幼い頃からいた殺人家を遂に抜けることが出来たのである
彼はすでに今から旅を始めることを心から決めていた。






なぜならば、それは彼の過去にある


当時:沙見夜、弥砂5歳



[沙見夜]:「瑠美羅姉ぇ~ちゃぁん。どうちたの?」

[瑠美羅]:「ううん、どうもしてないょ。」


そんな幼い沙見夜は、姉、瑠美羅につききりだった

とても仲がよかった









沙見夜に対して弟、弥砂は兄さん達についていた

[弥砂]:「沙見夜いつまで、るみ姉さんに頼ってるの?」

[沙見夜]:「別にいいんやん」


[弥]:「おれたちは、いずれ兄さん達と殺人(シゴト) 

しなきゃいけないんだょ。分かってるの!?」
[沙]:「仕事?!ぁ、殺人(シゴト)かぁ…。」








この殺人家は珍しく殺人(シゴト)をしたくない者がいてもよかったのである
それを唯一認められていたのが瑠美羅であった

彼女は唯一の女の子であった為に殺人(シゴト)に興味はなかったのである
それに沙見夜、弥砂はまだ幼く、殺人(シゴト)が出来る歳ではなかった
幼い沙見夜は殺人(シゴト)をしていない姉、瑠美羅につききりだった






ある日、突然と瑠美羅は姿を消した








[沙見夜]:「お姉ちゃぁ~ん、どこ?どうしてぇ? 

・゜・(ノΔ`)・゜・・゜・(PДq)・゜・・゜・(PД`q)・゜・お姉ちゃぁん」
瑠美羅は蔵人家に耐えられなくなり、夜逃げしたのである。 

そんなことも知らない沙見夜はただ泣き叫ぶことしか出来なかった
数日後、仕方無く、沙見夜も一緒に兄貴達に 

殺人(シゴト)の行いを学ぶことになった
それから10年後の今、沙見夜は殺人家を遂に抜けることが出来たのである
これから沙見夜の壮大なる旅が始まるのである