国内発売が無いかと思っていたら急遽発売されたモデル。…ありがたや…

219足目。当ブログのコービーシリーズとしては記念すべき100足目になりました。

Nike Zoom Kobe 1 Protro "MPLS"

7月1日の発売日朝、9時ちょうどに各通販サイトで購入を図るもあっという間に売り切れ。

下火になってきたかと思いきやまだまだスニーカーブームおそるべし…と慌てて家を飛び出しました。

目指すはGallery2さんの店舗。日曜日ということもあってさぞかし凄い行列になっていると思い、ヤキモキして向かいました。


たどり着いたその先には


…誰も並んでない…


開店時間になっても列はできず、開店と同時に入っていった他のお客さん達はコービーに見向きもしません。

いや、有り難いんですけどね…このモデルにウキウキしてるのはおじさんだけですか…

気を取直して。最近のミニマムなコービーのモデルと比べるとヌバックレザーのアッパーや補強パーツのお陰でゴージャスな印象。

シューレースホールの金物といい、ミッドソールのデザインといい、装飾があるってのはいいものです。

ジョーダンの復刻版が「レトロ」という立ち位置に対して、このコービーの復刻版は「プロトロ」。

タグを見て安心しました。

…ちゃんと使用用途にバスケットボールって書いてある…

「カジュアルシューズ」として作りをダウングレードして販売するジョーダンシリーズと違って最新のバッシュとして使えるようにするなんて…

コービーったら…もうっ…困っちゃう…



気持ち悪い文はここまでにして。
持っていたオリジナルと比較してみました。
オリジナルは外履きに下ろしていたのでだいぶ汚れていて見苦しく申し訳ありませんが、しばしご容赦を。

オリジナルは28cm、プロトロは27.5cmを購入したので少し小さめになるはずですが、それ以上にこじんまりとした作りになってます。


パッと見のデザインや素材の違いはありません。

違って見えるとすると履き口の部分。オリジナルは穴が開いた素材ですが、プロトロは穴がありません。

また、内側に白いパッドがあるオリジナルに対して、プロトロは同素材で内部にクッションパーツが入ってます。

後ろから見ると、サイズの大きいオリジナルの方が逆に履き口の水色の部分はスリム。UPTEMPOの刻印入る白いパーツはプロトロの方は型押しのレザーになってますね。

アウトソールのデザインは同じ。

きっと新素材で軽くなってるだろうと思いきや
全然変わらない…


ただ、バスケで履いてみたらフルレングスズームエアになったせいかクッション性が素晴らしいのと、大きさのせいかもしれませんが箱感のあったオリジナルに対してしっかりホールドしてくれるアッパーと、最新のバッシュとしても問題ない作りです。

あまり現代の技術でアップグレードし過ぎてオリジナルのデザインと似つかなくなってしまうのも困りますから、パッと見て分からないくらいオリジナルそっくり、なのに履き心地は最新のモデル並みという「プロトロ」のコンセプトは素晴らしいですね。


…コービーったら…もうっ…