Nike KOBE 11 4KB "Red horse"

急遽日本でも販売が決まって、迷いましたがアッパーの発色の綺麗さに惹かれて買ってしまいました。

164足目。

Nike KOBE 11 4KB "Red horse"

基本形状は通常のELITEと同じですが、少し厚みのある感じのアウトソールと、レザーのシュータンが大ぶりな関係でボリュームを感じます。

赤いフライニットがとても綺麗。

スウッシュはプリント式でなく、白いレザーの別パーツを縫い合わせてます。

アウトソールはクリアとソリッドの組み合わさったようなデザイン。

ヒールパーツの違いが特徴的かもしれません。過去のコービー9や10であったようなラインを入れ、ヒールタブも追加してます。

赤と白だけ使われている単純な組み合わせですが、細かいところは色々凝ってます。

フライニットの前足部分は青い糸が混ぜられていて複雑な模様に。フライワイヤーは白でした。

数ヶ月前に発売された4KBカラーは白をベースに、マルチカラーで仕上げてましたがこれは日本では正式発売されず…

でも、正直今回の赤い方が好みだったので良かったです。

シューレースの先端は金属の仕様に。デザインも凝ってます。

スウッシュを別パーツで仕上げるのはコービー最後の試合用のFTBモデルと同じですね。

ステッチが効いていて白のスウッシュが引き立ちます。

唯一コービー11で寂しかったヒールパーツも、ヒールタブや、テープに刻まれた各アイコン、そしてヒールパーツのレザーの縫い目のおかげでおしゃれです。

アウトソールは透明とソリッドが混ざった凝った仕上げ。これどうやって作っているのかと言うと…

クリアソールにまず赤いペイントを施し、その上に白のペイントを重ねているんですね。

その順番の根拠は内側から見ればわかります。

光を通すと先に赤を塗ったのがわかります。

クリアソールに白いペイントでコーティングしているからこそ、普通よりもアウトソールにボリュームを感じました。

グリップはソリッドソールと同じ良く止まる仕様で動きやすかったです。

インソールにはヘビの柄が。赤い部分はフェルト状で靴下が中で滑りにくくなっています。

インソールの内容はノーマルの前足部分が屈曲性を増す切れ込みが入ったルナロンに、ヒールにズームエアが入ったもの。

さりげなくズームエアのバッグが赤いところなんかは嬉しくなってしまいますね。

皮製でボリュームのあるシュータン。シースマークが凹凸に仕上げられてます。

最初から一部傷ついていましたが、何となく欠陥ではないのだろうな…と思うような傷でした。

案の定一回バスケで使ったらこの通り。
結構傷付いている上にシューレースにも色移りが。

この点Gallery2さんの商品紹介のページはしっかりしていて、

コービーの20年間の血と汗を表現するために履きこむ毎に傷が付く「仕様」という説明があり安心しました。

エアジョーダンのランスマウンテンみたいに、履く人に合わせて塗装が剥げて、オリジナルの味が出る作りなんですね…

でもそんなギミックは要らないんだけど…σ(^_^;)

こんな綺麗な色合いだと、先日紹介したモデルとつい並べたくなります。

赤と白と青系のフライニットを並べてみました。

アウトソールもソリッド、ガムラバー、クリアソールと違えて、ヒールパーツも違います。

…とりあえずこれでコービー11のラインナップはおしまいです…これでコービーともお別れ…

と思いきや来年はコービー12が出るんですね。

…嬉しい…