小さな成功体験の積み重ねが
前向きな行動を生む
 
大久保幸夫
 
 
 
 
 
 

うちの長男はADHDで

 
学校の授業では国語が苦手です。
 
 
 
漢字が苦手で
 
一年生の簡単な漢字は書けるけど
 
2年生からの漢字はほぼ厳しい。
 
 
「話」
 
とか
 
「数」
 
とか
 
複雑になるともう覚えられないんです。
 
 
 
発達障害とわかるまでは
 
漢字練習したら覚えられるようになるよ
 
とか、
 
漢字練習してても私が書き順とか
気になっちゃって口出しすると
 
もう怒り始めちゃって癇癪を起こしたりしてました。
 
 
当時の私は長男は発達障害と思っていないから、
 
学ぶなら正しく覚えたほうがいいし
字もきれいになるし
できると思っているから
 
こうしたほうがいいよ~って
色々と口出ししちゃってたんですね。
 
 
 
そのうち宿題も見せてくれなくなって
ランドセルの中身も異常なほど見せてくれなくなって
 
 
宿題はやっても先生に提出しなかったり。
 
 
 
なんだか悪循環にショボーン
 
 
 
 
私の姉は、
小学校の先生で特別支援の教師も経験あるので
 
 
姉に相談して一緒に長男にあったドリルを探してもらいました。
 
 
 
 
{1C8655E6-539F-40AF-8038-E5CF4CE9BAC2}
 
今、4年生だけど
2年生の漢字から書けなかったので、
 
まずは2年生のドリルを普段の宿題としてやらせることにしました。
 
 
このドリルは、
4枚で1セットになっていて
 
 
1枚目
 
{10F12ADB-421B-4C87-89D9-805E085CB646}
全部答えがのっていて
それをなぞるプリント。
 
 
 
2枚目は
 
{66DC3F4C-A2DD-49D0-8339-0EFA168B0E18}

 
所々が抜けていて
 
 
3枚目4枚目は
 
{EAF45464-62BA-42B0-A29E-F178E0CB8F40}

全部を埋めるという反復ドリル。

 

 

 

このドリルを初めてやらせたときに

 

「ママ!!漢字解けたーー!!」

 

 

と目をキラキラさせて大喜びしていたんです。

 

 

あ~

この成功体験がなくって

漢字をやる前からできないと思って

嫌になってたんだな

 

 

ってわかりました。

 

 

 

これを機に

長男の勉強が変化してきました。

 

 

学校から電話がきて

「最近、すごくノートをとれるようになってきたんですよ~」

 

って担任の先生が言っていたり

 

 

先日学校にADHDだったことを伝えに行ったときも

「前までは宿題を全然出さなかったのに、

毎日出すように変わって花丸つけると嬉しそうにしてます。」

 

変化がすごい。

 

 

 

この小さな成功体験が、

長男にとってとっても必要なことだったんだって感じました。

 

 

そして先日、

先生が学校で2年生の漢字まとめプリントを長男にやらせてみたら

 

なんと!!

 

 

68点!!!

 

 

これ、長男にとってはすごい点数乙女のトキメキ

 

 

いつも、

10点とか0点とかばっかりの国語のテストで

しかも大量に隠し持っていたりしていたので(笑)

 

 

 

のび太状態でした。

のび太もADHDなんだって(納得~笑)

 

 

 

苦手なことだったけど

小さな成功を積み重ねていったら

 

すごい結果がでましたピンクハート

 

 

 

私たちの普段の生活でも

なかなか行動できないときや

自信を失いかけてたりするときは

 

レベルをグッと下げて

 

小さな成功体験をいっぱいするといい。

 

 

 

そんなことを長男から

教えてもらいましたピンクハート

 

 

 

 

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