***前の記事はこちら

【わたしの世界観/高校生④】:編み物製作―part1. | HSS型HSPのわたしと人生の歩き方

 

 

高級感のある邸宅。

お嬢の部屋に足を踏み入れた

わたしたちは

お母様がもてなしてくださった

お菓子を恐縮しながらいただき

編み物に取り掛かった。

 

 

お嬢はわたしの歪んだマフラーの

目数を合わせてくれた後

プライベートで作成している

ベストの続きを編んでいた。

 

 

17時を過ぎた頃

わたし以外

みんな仕上がった。

 

 

そのタイミングでお母様が

おにぎりとお味噌汁を

差し入れてくださり

みんなでいただいた。

 

食べ終えた後

お嬢が別の手編みのベストを

持ってきて

「これ提出しとく?」

 

 

目数を合わせてくれたにもかかわらず

又歪みだしていたマフラーを見て

手を差し伸べてくれた。

 

 

女神に後光が差していた。

 

 

わたしは一旦断ったが

他の友達がみんな

「そうしとき!」

 

助け船に導いてくれた。

 

 

温かい友達に支えられて

わたしは無事に進級した。

 

 

母は洋裁の先生、

祖母は着物を仕立て、編み物も得意、

父は自転車等を組み立てたり、機械に強く、

祖父は銀行の出納係で細かい作業ができ数字に強かったらしい。

 

小学3年生の

初めての家庭科の裁縫で

布から針を抜いた瞬間に

針が自分の唇に直撃した時から

成長が止まってるかも

知れない。

 

 

わたしのこの不器用さは

どこから来たのだろう…

 

 

 

 

 

 

 

 

***前の記事はこちら

【わたしの世界観/高校生③】:ドラ息子ならぬドラ娘 | HSS型HSPのわたしと人生の歩き方

 

 

高校1年生の3学期

苦手5科目の中の一つである

家庭科の授業は

編み物の製作だった。

 

 

3学期中に作品を提出するという課題で

セーターや手袋に

取り掛かる生徒がいる中、

簡単にできそうな

マフラーを編むことにした。

 

 

何回目かの授業内に

完成した生徒もいたが

わたしは単調な作業の繰り返しに

苦戦していた。

 

 

最後の授業内に仕上がらない人は

1週間の猶予が与えられ

必ず期限内に提出しなければならなかった。

 

 

友達6人の中で

4人はあともう少し、

スーパーウーマンサラブレッドお嬢は

既に提出していた。

 

先が見えないわたしは

途中で「なんか変」だと

思いながらも

棒針を動かし続けた。

わたしを含めた5人は

未完成のまま最後の授業を終えた。

 

 

お嬢はわたしの歪んだマフラーを見て

週末にみんなでお嬢の家で仕上げようと

提案した。

 

 

この時は分からなかったが、

お嬢は顛末を予想して

声をかけてくれたのだと思う。

 

 

 

マフラーの歪みは

目数が合っていないからだと

言われたが、

「もうどうにでもなれ」

というどこか投げやりな気持ちだった。

 

 

 

編み物製作―part2.に続く

 

***次の記事はこちら

【わたしの世界観/高校生➄】:編み物製作―part2. | HSS型HSPのわたしと人生の歩き方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***前の記事はこちら

【HSS型HSPのわたしと人生の歩き方③】:HSS型HSPが人間関係で疲れやすい理由 | HSS型HSPのわたしと人生の歩き方

 

 

 

 HSS型HSPさんが疲れない人間関係をつくるヒント
 ~あなたの心がすり減らないためにできる小さな工夫たち~

HSS型HSPさんは、
人が好きで、誰かと関わるのも嫌いじゃありません。
むしろ、心がふっと温かくなる瞬間がたくさんあります。

 

なのに、家に帰るとどっと疲れてしまう。

 楽しかったはずなのに、胸の奥がじんわり重くなる。

 

「どうして私は、人が好きなのにこんなに疲れてしまうんだろう…」

ずっと不思議だったこの感覚には、

 実はちゃんと理由があります。

 

今日は、HSS型HSPさんが 

人が好きなのに疲れてしまうその秘密

を紐解きながら

無理をしないで人と関われるようになるための

 やさしいヒントをまとめました。


 1. 全部感じ取らなくていいと自分に許可を出す


HSS型HSPさんは、
相手の気持ちを深く感じ取れるからこそ、
つい「全部受け止めなきゃ」と思いがち。

でもね、
相手の感情は相手のもの。
あなたが全部背負う必要はありません。

心の中でそっと

「これは私のものじゃない」
と区切りをつけるだけで、負担がぐっと軽くなります。



ガーベラ私の体験談        *************************************

 

実はわたし自身も、
全部感じ取ってしまうクセがずっとありました。

子どもの頃、ピアノを習っていたときのこと。
本当は辞めたかったのに、
先生の顔色や、母の機嫌を気にしてしまって
「辞めたい」と言えなかったんです。

レッスンのたびに、
先生の声のトーンや表情の変化を読み取っては
「怒ってるかな…」
「もっと練習しないと…」
と勝手に背負い込んでしまっていた。

母にも言えなくて、
言ったら悲しむかもしれない

がっかりさせるかもしれない
そんなふうに思って、ずっと我慢していました。

相手の気持ちを

全部自分の責任にしてしまっていたんです。

だからこそ今は、
「全部感じ取らなくていい」
「相手の感情は相手のもの」
そう自分に許可を出せるようになって、
心がずいぶん軽くなりました。

*******************************************************

 2. 距離の取り方を自分で選んでいい


HSS型HSPさんは、
相手に合わせすぎてしまうことが多いタイプ。

でも、
距離を決めるのはあなたでいい。


今日は少し距離を置こう
返信は後でいい
会う頻度を減らしてみよう

こんな小さな調整だけで、
心の消耗が驚くほど減ります。

距離を取ることは「冷たい」じゃなく、
あなたを守るための優しさ。


3. ひとりの時間を予定に組み込む


HSS型HSPさんにとって、
ひとりの時間はただの休憩ではなく
心のメンテナンス時間。

だから、予定の中に

「ひとり時間」を先に入れてしまうのがおすすめ。

カフェでぼーっとする
散歩する
好きな香りを焚く
静かな部屋で深呼吸する

こういう時間があるだけで、
人間関係の疲れ方がまったく変わります。


 4. いい人をやめるのではなく、やりすぎない


HSS型HSPさんは、
優しさがあふれているからこそ、
つい「いい人」をやりすぎてしまう。

でもね、
優しいままでいい。
ただ、やりすぎないだけでいい。

できないことは「できない」と言う
無理なお願いは断る
相手の問題を自分の責任にしない

これだけで、
あなたの心の負担は大きく減ります。


 5. 察しすぎた時の対処法を持っておく


相手の表情の1ミリの変化に気づいてしまった時、
HSS型HSPさんは一気に疲れてしまいます。

そんな時は、
「私は今、察しすぎてるだけ」  
と気づくだけでOK。

事実と想像を分けるだけで、
心のざわつきが落ち着いていきます。


6. 安心できる人を大切にする


HSS型HSPさんは、
相手によって疲れ方が全然違うタイプ。

だから、
一緒にいて安心できる人を大切にすることが
何よりの心の栄養。

気を遣わなくていい人
沈黙が心地いい人
あなたのペースを尊重してくれる人

こういう人との時間は、
あなたの心をふわっと軽くしてくれます。


まとめ
HSS型HSPさんが疲れない人間関係をつくるには、

感じすぎない許可を出す
距離を自分で選ぶ
ひとり時間を確保する
いい人をやりすぎない
察しすぎた時に気づく
安心できる人を大切にする

この6つが大きなヒントになります。

あなたは、
人を深く理解できる優しさを持っている。
その優しさを守るために、
どうかあなた自身を大切にしてあげてほしい💗


次回は、

~HSS型HSPタイプ別診断~

をお伝えします。







 

***前の記事はこちら

【わたしの世界観/高校生②】:サラブレッドのお嬢様 | HSS型HSPのわたしと人生の歩き方

 

 

 

内省することが増えると同時に

反抗期に入った。

 

 

師事していたピアノの先生は

音楽大学の講師でもあり

とても厳しかった。

 

ミスタッチや弾いている指の形が悪ければ

いつも先生が持っているタクトで

その指をピシッと叩かれた。

 

 

中学生になった時、

手首にある細い神経(橈骨神経というらしい)が

切れると柔らかい音が出せなくなるから

バレーボール部やバスケ部やテニス部には

入らないようにと部活を制限された。

 

もともと運動は苦手だったし

部活動に興味がなかった。

 

 

 

高校生になったわたしは

誰にも相談せずに

硬式テニス部に入った。

手首の神経が切れようが麻痺しようが

知ったことじゃない‼

 

時々何か心の底から湧き上がる

制御できないような沸々とした

苛立ちを感じていた。

 

 

それでもまだピアノは続けていた。

 

 

だんだん部活との両立がしんどくなり

2学期も中ごろにさしかかったある朝、

登校直前に

「ピアノ辞めたい」

と出勤前の化粧をしている

母の後ろ姿に言った。

 

母は化粧の手を止めることなく

「何言うてんの!今までぎょうさん(沢山の意味)月謝払ってきたのに!」

 

 

わたしは「行ってきます」

とだけ言って階段を降り

家を出た。

 

 

 

おそらく母はその後先生宅にご挨拶に伺って

色々言われたのだと思うが

わたしには何も言わなかった。

 

 

12年間続けてきたピアノを

あっさりと辞め

重かった肩の荷を下ろした気分だった。

 

 

 

Wilsonのラケットを買ってもらい

子供のころに憧れたアニメ

『エースをねらえ!』のお蝶夫人に

近づけたような気になって

毎日浮かれていた。

 

 

しかし、それも結局

腕の力が弱くサーブが打てないので

冬休みに入る前に辞めてしまった。

 

 

 

ドラ息子ならぬドラ娘…

 

 

 

期待されていたピアノを投げ出し

信頼を裏切ってしまったという

気持ちはあるが、

後悔はしていない。

 

 

恵まれた環境にいたことについては

感謝しかない<(_ _)>

 

 

 

次回は、

~この不器用さはどこから?~

をお伝えします。

 

 

***次の記事はこちら

【わたしの世界観/高校生④】:編み物製作―part1. | HSS型HSPのわたしと人生の歩き方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***前の記事はこちら

【HSS型HSPのわたしと人生の歩き方②】:幼少期の環境とHSS型HSPの感受性の関係 | HSS型HSPのわたしと人生の歩き方

 

 

 

🌪 HSS型HSPが人間関係で疲れやすい理由

 

~「人が好きなのに疲れる」の正体を心理学と脳科学で読み解く~

 

人と話すのは好き。 誰かと笑い合う時間も。 むしろ、心がふっと温かくなる瞬間がたくさんある。

なのに、家に帰るとどっと疲れてしまう。 楽しかったはずなのに、胸の奥がじんわり重くなる。

 

「どうして私は、人が好きなのにこんなに疲れてしまうんだろう…」

ずっと不思議だったこの感覚には、 実はちゃんと理由があります。

今日は、HSS型HSPさんが《人が好きなのに疲れてしまう》その秘密を 紐解いていきます。

あなたが少しでも、自分を責めずにいられますように💗

 

 

🧠 1. 相手の気持ちを《感じすぎてしまう》から

HSS型HSPさんは、 相手の表情や声のトーン、空気の変化を ほんの少しの揺らぎで感じ取ってしまいます。

まるで、 心に小さなアンテナが立っているみたいに。

だから、

  • 相手が落ち込んでいると胸が重くなる

  • 相手がイライラしていると自分まで緊張する

  • 相手の不安がそのまま流れ込んでくる

こんなふうに、 相手の感情を《自分のもの》のように抱えてしまうんです。

 

 

💟 2. 「相手の気分=自分の責任」と感じやすいから

HSS型HSPさんは、 相手の表情が曇った瞬間に 「私、何かしたかな…」 と反射的に考えてしまうことがあります。

これは性格ではなく、 幼少期の環境や経験から身についた 《自分を守るためのクセ》

相手の機嫌を読むことで 安心しようとしてきた名残なんです。

だから、 人と関わるたびに心がすり減ってしまうのは当然のこと。

 

 

👀 3. 表面だけじゃなく《裏の気持ち》まで見えてしまうから

HSS型HSPさんは、 表情の1ミリの変化、沈黙の質、声の揺らぎなど 普通の人が気づかない情報まで拾ってしまいます。

だから、

  • 「大丈夫」と言われても大丈夫じゃないのが分かる

  • 笑っていても心が笑っていないのが分かる

  • 相手の“隠れた不満”を察してしまう

こんなふうに、 人間関係が《情報量の多い世界》になりやすいんです。

疲れないほうが不思議ですよね。

 

 

ハートのバルーン 4. 刺激を求めるのに、刺激に弱い

HSSの「行動したい」「人と関わりたい」という気持ちと、 HSPの「刺激に弱い」という気質。

この2つが同時にあるから、 人と会うと楽しいのに、 帰るとぐったりしてしまう。

これは矛盾ではなく、 HSS型HSPさんの自然な反応なんです

 

 

🌿 5. ひとりの時間が必要なのは、弱いからじゃない

人と関わると、 HSS型HSPさんの脳には たくさんの情報が流れ込んできます。

だから、ひとりの時間は 心と脳の《静かなメンテナンス時間》。

ここでようやく、

  • 感情を整理する

  • 情報を消化する

  • 自分のペースに戻る

という作業ができます。

ひとりの時間がないと崩れるのは、 弱いからじゃなくて、 あなたが繊細で優しいから

 

 

まとめ

HSS型HSPさんが人間関係で疲れやすいのは、

  • 感じすぎる

  • 背負いすぎる

  • 気づきすぎる

  • いい人になりすぎる

  • 刺激を求めるのに刺激に弱い

という、 あなたの優しさと感性の証

あなたが悪いわけじゃありません。 むしろ、それはあなたの魅力そのものキラキラ

 

 

🔔 次回予告

次回の【HSS型HSPのわたしと人生の歩き方】は「HSS型HSPさんが『疲れない人間関係』をつくるヒント」 をお届けします。

あなたの心が、少しでも軽くなりますように音符

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***前の記事はこちら

【わたしの世界観/高校生①】:また新たなクラスに馴染もうとしていた | HSS型HSPのわたしと人生の歩き方

 

 

 

入学式が終わって教室に入ると出席番号順に席が指定されていた。

今日から3年間、共に過ごす仲間たちとうまくやっていけるかな…

 

 

HSS型:新しいこと好き・好奇心旺盛

HSP:刺激に敏感で疲れやすい

 

 

この気質がMAX働いていた。

 

緊張気味に座っていたら何やら後ろでブツブツ言っている。

 

恐る恐る振り返った。

 

 

 

目が合った彼女は私に

配布プリントを見ながら

文句を言った。

 

年間行事か何かが気に入らなかったらしく

「これってどう思う?」

と聞いた。


 

 

わたしは、今この瞬間のことで精一杯で

年間スケジュールの把握まで

意識がいっていない。

 

担任はどんな先生か、

クラスの雰囲気は?

次は何をするんだろう…

 

 

なのに、

あなたは今それが気になるの?

 

 

その時点でスゴかったのだが、

なんと彼女は学年トップ成績で

入学したツワモノだった。

 

 

 

すらりと長身で足が長く、

小顔でそのお顔立ちの整った彼女は

スポーツもできて

音楽もできた。

 

 

音楽室のギターを弾き、

わたしがつまづいて弾けなかった曲を

体育館に置いてあるピアノで

スラスラ弾いた。

 

 

 

その日は体育館の掃除当番だった。

掃除用具を舞台袖下手の奥に片付けた後

ピアノを横切る間際、

右手で鍵盤に触れた。

 

 

クリアできない曲の一小節。

 

そのあとを続けて

彼女は難なく弾いた。

 

 

 

ずっと後で知ったのだが、

彼女のお母様は

沢山のお弟子さんがいるお琴の先生で

彼女もその一人だった。

 

 

 

「どれも弦楽器だから」

 

 

 

 

 

 

サラブレッドのお嬢様

 

 

 

彼女とお友達になったことは

わたしの財産だと思っている。

 

 

 

次回は、

~反抗期突入~

をお伝えします。

 

 

***次の記事はこちら

【わたしの世界観/高校生③】:ドラ息子ならぬドラ娘 | HSS型HSPのわたしと人生の歩き方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***前の記事はこちら

【HSS型HSPのわたしと人生の歩き方①】:人の機嫌の変化に気づきすぎて勝手に疲れる | HSS型HSPのわたしと人生の歩き方

 

 

🌱 幼少期の環境とHSS型HSPの感受性の関係

 

~「空気を読む力」は、あなたが生きるために身につけた才能~

HSS型HSPの人は、 「人の表情の1ミリの変化に気づく」 「空気の温度が変わるのを感じる」 そんな《繊細すぎるアンテナ》を持っています。

これは生まれつきの気質だけではなく、 幼少期の環境が深く関わっていると言われているんです。

今日は、 あなたの《敏感さのルーツ》を 心理学と脳科学の視点から紐解いていきます。

 

 

🧠 1. 扁桃体が「危険のサイン」を学習する

 

扁桃体は、危険や不快を察知する脳のセンサー。

幼い頃、家庭の空気が不安定だったり、 親の機嫌が読めなかったりすると、 子どもの脳は 「次に何が起きるか」 を常に予測しようとします。

その結果、

  • 表情のゆらぎ

  • 声のトーン

  • 歩く音

  • ドアの閉め方

こうした“微細な刺激”を敏感にキャッチするようになります。

 

これは 生き延びるための適応 であり、 あなたが弱かったからではないんです。

 

 

👀 2. ミラーニューロンが過剰に働くようになる

 

親の感情が揺れやすい家庭では、 子どもは「親の気持ちを先に読む」ことで安心を得ようとします。

その繰り返しで、 ミラーニューロンが強化されてしまいます

ミラーニューロンとは、相手の表情や気持ちを自分の事のように感じる脳の仕組みのこと。

大人になってからも、 相手の感情を“自分のことのように”感じ取ってしまうのは、 この時期に育った脳のクセなのです。

 

 

💟 3. 「自己関連づけ」が強くなる

 

心理学では、 親の機嫌が不安定な家庭で育つと 子どもは「親の気分=自分の責任」と感じやすくなると言われています。

そのため、 大人になっても

  • 相手の表情が曇る

  • 声のトーンが変わる

そんな瞬間に、 「私のせい?」と反射的に考えてしまう。

これもまた、 あなたが幼い頃に身につけた《生存戦略》。

 

 

⚖ 4. HSS型の刺激追求が加わると、感受性はさらに磨かれる

 

HSPの繊細さに加えて、 HSSの「行動力」「好奇心」があると、 外の世界に触れる機会が増えます。

そのたびに、 人間関係や新しい環境の中で 「空気を読む力」がさらに鍛えられていく

だからHSS型HSPは、 《敏感なのに行動力がある》という独特のバランスになるんです。

 

 

🌸 わたしの体験談

 

幼い頃のわたしにとって、 家の中はいつも少しだけ緊張した空気が流れていました。

特に、父はいつもどこかピリピリしていて、 その日の機嫌を読むことが子どものわたしにとっては日常の習慣のようになっていました。

声のトーン、歩くスピード、ドアの閉め方。 そのどれもが、 「今日は大丈夫かな」 「何かあったのかな」 と予測するための大事なサイン。

一方で、母は家族のことにあまり関心がなく 心ここにあらず…という日が多かったように思います。

 

いつ怒り出すか分からない父と、 別次元の人のように感じる母。 その両方を感じ取りながら、 わたしはいつも周りの様子を観察していました。

だから自然と、 人の表情の1ミリの変化や 声のわずかな揺らぎに気づくようになったのだと思います。

大人になった今も、そのアンテナはずっと働き続けていて、 良くも悪くも察しすぎる自分がいます。

でも最近は、 これは弱さではなく 幼い頃のわたしが生きるために身につけた知恵だったんだ と、やっと理解できるようになりました。

 

 

🌿 まとめ

 

幼少期の環境は、HSS型HSPの感受性を 強みとしても、負担としても育てる要素になります。

でもそれは、 あなたが過敏すぎたからでも 弱かったからでもなくて

生きるために身につけた、あなたの賢さ

その繊細さは、あなたの魅力そのものキラキラ

 

 

🔔 次回予告

次の【HSS型HSPのわたしと人生の歩き方③】は、「HSS型HSPが人間関係で疲れやすい理由」 について深掘りしていきます。 

あなたの生きづらさが、少しでも軽くなりますように音符

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***前の記事はこちら

【わたしの世界観/中学生⑩】:アイデンティティの喪失 | HSS型HSPのわたしと人生の歩き方

 

 

15歳のわたしは

暗闇の中をもがきながら

出口を探していた時期だった。

 

 

母にピアノを辞めたいと言い出せず

時々無断欠席をしながら

だらだら続けた。

 

受験は合格圏内の高校に

無難に合格した。

 

 

ほとんどの生徒の進路が決まり

卒業式に向けての練習が始まった。

学年にまとまりが出てきた頃

気まずかった友達と和解した。

 

 

板挟みになっていた友達が

取り持ってくれたのだが

詳細は覚えていない。

 

卒業式は3人で仲良く

写真に納まっている。

 

そして、ちゃっかり

彼とも。

 

 

その日以降

彼とは会っていない。

 

何度か催された同窓会にも

彼は一度も来ていない。

 

元気でいるかな…

 

 

当時は一大事でも

時が過ぎれば

忘れることが多くなる。

 

大切な何かを

置き去りにしていたとしても

もう取り戻すことはできないのだと

少し切なくなる。

 

 

 

そんなことを繰り返しながら

成長してきたわたしは

高校生になり

また新たなクラスに

馴染もうとしていた。

 

 

 

次回は、

~スーパーウーマン現る~

をお伝えします。

 

 

***次の記事はこちら

【わたしの世界観/高校生②】:サラブレッドのお嬢様 | HSS型HSPのわたしと人生の歩き方

 

 

 

 

 

 

 

キラキラHSS型HSPについてキラキラ

 

 

🌿HSS型HSPは「人の機嫌の変化に気づきすぎて、勝手に疲れる」

〜繊細さと優しさを抱えて生きるあなたへ〜

「今、声のトーン変わった…?」 「さっきより表情がちょっと固い気がする…」 「もしかして、私のせい…?」

こんなふうに、相手の“ほんの少しの変化”を感じ取ってしまって、 気づけば心がどっと疲れていること、ありませんか?😢

 

今日はその理由を、心理学や脳科学の視点からお話ししていきます🌸

 

 

🌱 HSS型HSPは「行動力があるのに、刺激に弱い」という不思議な気質

 

HSS型HSPさんは、

  • 新しいことが好き・好奇心旺盛(HSS)✨

  • でも刺激にとても敏感で疲れやすい(HSP)💧

という、相反する性質を同時に持っています。

この“二面性”が、対人関係での疲れやすさにつながりやすいんです。

 

 

💡どうして「人の機嫌」にこんなに敏感なの?

 

① ミラーニューロンがよく働くから🧠

脳には、相手の表情や気持ちを“自分のことのように感じる” ミラーニューロンという仕組みがあります。

HSS型HSPさんは、この働きがとても強め。

だから、

  • 眉の動き

  • 声のトーン

  • 呼吸のリズム

  • ちょっとした沈黙

こうした細かい変化を、無意識にキャッチしてしまうんです👀✨

 

② 「自己関連づけ処理」が強いから💭

心理学では、 自分に関係ある情報を優先的に処理する脳の働きを 「自己関連づけ処理」と呼びます。

HSS型HSPさんはこれが強いため、

  • 相手の不機嫌

  • 空気の重さ

  • ちょっとした変化

を“自分のせいかも…”と結びつけやすいんです😔

相手の体調や気分の問題でも、 脳が自動的に「私の影響?」と判断してしまう。

 

③ 扁桃体が敏感で「危険信号」を出しやすい⚡

脳の中で“危険を察知する役割”を持つのが扁桃体

HSP気質の人は、この扁桃体が活発に働きやすいと言われています。

そのため、

  • 表情が曇る

  • 声が冷たくなる

  • 返事が遅い

こうした変化を「危険かも」と脳が判断し、 自律神経が緊張モードに切り替わります💦

これが、 「なんか疲れた…」という正体のない疲労感につながるんです。

 

 

🌸 疲れやすいのは“性格”じゃなくて「脳の仕組み」

あなたが疲れやすいのは、 “気にしすぎ”でも“弱い”からでもありません。

脳の構造と心理的な特性が、そうさせているだけ。

だから、責める必要なんてまったくないんです。

むしろ、こんなに繊細に人の気持ちを感じ取れるあなたは、 とても優しくて、共感力の高い人なんです💗

 

🕊 HSS型HSPさんが疲れにくくなるために

今日からできる、やさしい対処法はこちら👇

  • 相手の機嫌=自分の責任ではないと意識する

  • 「これは相手の問題」と心の中でそっと線を引く

  • 1人の時間で神経をリセットする🛁

  • 深呼吸で扁桃体の興奮を落ち着かせる

  • “察しすぎる自分”を否定しない

特に大切なのは、 「私は悪くないよ」と脳に教えてあげること。

これだけで、対人疲労が少しずつ軽くなっていきます🌿

 

💞 最後に:あなたの繊細さは「才能」です

人の機嫌の変化に気づけるのは、 本来とても高度な能力です。

ただ、その能力を“自分の責任”と結びつけてしまうと、 心が疲れてしまう。

HSS型HSPさんは、 「感じ取る力」と「自分を守る力」のバランスを整えることで、 もっと生きやすくなれます。

あなたの繊細さは、ちゃんと価値がある。 そのままのあなたで大丈夫🌷

 

 

 

***次の記事はこちら

【HSS型HSPのわたしと人生の歩き方②】:幼少期の環境とHSS型HSPの感受性の関係 | HSS型HSPのわたしと人生の歩き方

 

 

 

 

 

 

 

***前の記事はこちら

【わたしの世界観/中学生⑨】:思春期に突入する助走期間 | HSS型HSPのわたしと人生の歩き方

 

 

秋が終わり冬になる頃

ピアノの上達が止まった。

 

練習しても指が思うように動いてくれない。

気持ちに焦りを抱えて毎日を過ごした。

 

 

それまでは

練習すればどんな曲でも

弾けるようになると思っていた。

 

 

与えられたミッションの

メトロノームの速度は速くて

何度練習しても

完成しない。

 

ピアノを弾きながら

涙が溢れた。

 

 

それに伴って

成績も低迷した。

 

憧れていた高校の偏差値に

届かない。

 

 

全てが止まってしまったような

感覚になり

ジレンマに陥った。

 

 

週一回のピアノのレッスンに

完成度が間に合わない…

練習の手を止め

思わずメトロノームの振り子と

遊錘(速さ調節の重り)を

強く握った。

 

 

 

「早いねん‼」

 

 

 

振り子は曲がってしまった。

 

 

 

暫く放心状態だった。

 

我に返り

号泣した。

 

 

…もうピアノは続けられない…

 

 

 

 

 

学校にいると

ピアノの事も

家での事も

忘れられた。

 

 

ある日、廊下で友達の一人が

わたしの好きな彼と

仲良く笑いながら

話しているところを

目撃してしまった。

 

彼は友達の髪に触れていた。

 

 

 

わたしはその日から友達と

話さなくなった。

 

もう一人の友達は

わたしとその子の間で

板挟みになった。

 

友達が悪いわけではないと

分かっていたが

自分の気持ちを抑えられなかった。

 

 

わたしはアイデンティティを失っていた。

 

 

 

 

次回から、【わたしの世界観】と【HSS型HSPのわたしと人生の歩き方】を

隔日でお伝えします。

 

 

***次の記事はこちら

【わたしの世界観/高校生①】:また新たなクラスに馴染もうとしていた | HSS型HSPのわたしと人生の歩き方