4月4日ルヴァンカップグループリーグ第3節。コンサドーレに見事逆転勝利のエスパルス。白星先行。
この日も兵働はヴァンフォーレ甲府戦に続いて左サイドバックに入る。
鄭大世の決勝ゴールをアシストしたとは言え、拒絶反応を示す人は多い。
どうせなら中盤で見たい。
甲府戦が悪すぎた(彼だけじゃないけど)。
気持ちは分かる。特にエスパルスサポーターが普段見ている左サイドバックはまあサイドバックなのだよ。
分かりやすいサイドバック。
スプリント力とスタミナを武器に左サイドを上下動する。
ドリブルで敵DFを切り裂く。
鋭いクロスをあげる。
ちょいちょいボールはどっかにとんでく。
たまに守備時にポカする。
どれも兵働には当てはまらない。
チームでボールタッチの数が最も多い選手はゲームメーカータイプのMFと思われがちだけど、実はDFだったりする。CBがゆっくりボールを動かすシーンなんてよく見ると思う。困ったら一旦DFラインに戻すしね。
そのあたりチームによって特色は出る。攻めあぐねてDFがボールを持ってるって言うんじゃなくて、後ろからのビルドアップの形を持っているが故にDFのボールタッチ&パスの数が多いチームは強い。
そして左右対称である必要はない。左サイドバックが攻撃の起点になっても良いのだよ。
そして兵働はそれができる選手。
エスパルス復帰後はLBでの2試合しか見てないし、エスパルスから移籍した後はほとんど兵働のプレーを見た記憶はない。
なので昔のエスパルス時代の印象なんだけど、彼はスイッチを入れる事ができる選手。
何もないようなところからカツーンとフローデ・ヨンセンに縦パスを入れる。
斜めのサイドチェンジのパスで市川を走らせる。
とりあえずマルキーニョスに当ててみる。
適当に児玉に下げてみる。
まあ、なんだ。とにかく、攻撃のスイッチを入れる事ができる選手だと思う。
パスに意思を込めるのだ。
クレバーなのだ。
河井さんがSBに入った時なんかそうだけど、大外をぶん回してオーバーラップしてクロスをあげるってシーンはあんまり見られない。いつの間に攻め上がってきてペナの角っちょのちょっと外でボールをもらってたりする。あのあたりに起点を作られると守備側はしんどい。
兵働もそれでいい。
あるいはもうちょっと引いた位置でボールを受けても、ミドルパスで局面を変えられる。
サイドバックがゲームメーカー。
ありだと思います。
あまり考えたくはないけどこの先LBのレギュラーを欠くシーンがあってもおかしくはない。ルヴァンカップや天皇杯で勝ち進めばなおさら。
その時、代わりにLBに入った選手が松原后と同じ事をする必要はない。というか無理。日本中探しても松原の代役が務まる選手なんていない。
あんなに面白い選手は国内ではお目にかかれない。
だから違う色のLBで良い。
堅実な守備とロングスローが武器の二見か。冷静沈着なオールラウンダー清水か。現在お休み中のルーキー伊藤か。困った時の河井さんか。
そして
左後方からゲームを作る兵働。
ありだと思います。
もう7年とか8年になるのか。
兵働が去った後エスパルスは苦しんだ。J2降格も味わった。
エスパルスを去った後の兵働も苦しんだ.。J2でのプレーも余儀なくされた。
再開した場所が左サイドバックで、そこからスイッチを入れる。
悪くないと思うんだよ。





