「もういいわ 水飲んでやる」
「あ」
「ちょっとー!ねこー!」
ゴキュゴキュ
「…」
「とーう!」
「お、レキヲ入ってった!」
にゃんたの左側に写っている灰色の残像が
レキヲです
「ちょっとねこ!」
ゴキュゴキュ
「じゃまー…このおなかー」
「はーうまかった
」
「もう!入ってこないでよー!
ぼくのおうちなんだからー!」
中で何が起きてるか様子を見ていましたが
レキヲはどうやらにゃんたが何か美味しいものを
食べているように見えて自分も食べ逃さないように
しなければ!という心境だったらしくw
特においしそうなものも無かったので
「なんだ、それにしてもじゃまだなこいつ」
と静観しているようでした
「あんなに怒んなくてもいいのにうさぎ」
「あー、ところでにゃんよ」
母に言われたのですが
「足の指にくろの毛ついてるってさ」
「?」
どうやらくろっぴとケンカして
一発かましてやったらしい
「よし、取れた」
にゃんたの爪に巻き付くようにくっついてた
にゃんたの手先に置いてみる
「ふむ、どう見てもくろっぴの毛だな」
「なにそれ」
「くろっぴの毛(たぶん)」
「くろくせえ!」










