「ちょ…なんなのその不審な目は」
「なんでにやにやしているですかー…」
「だって」
「しっぽが押しつぶされてておもしろいかわいい」
「どうでもいいけど夜ごはんおそいですー」
「今日は3粒とちいさいのいっこか」
「なんかやたら「3」が多いよな?」
「んー?なにー?」ゴキュゴキュ
「いないと思ったら水飲んでたのか」
「おんもー…」
「だめです」
今日は私以外の家人がいないので
このままベランダから外へ出てしまうと
下の階で回収する人がいません
「今出たら二度とおうち入ってこれないからな?」
私が下へ行って雨戸明けて回収すればいいんですが
面倒くさい
「さてそろそろ整頓始めるか」
手始めにレキヲの●をまず回収…
「ギャーwww」
しようとしてハンカチめくったら下にいっぱい隠されてたw
「やっと気づいたのー?」
ゴキュゴキュゴキュ
どさくさまぎれににゃんたはレキヲの水飲んでるし
棚の整頓するのに色々物を下ろしたのですが
「なにこれー!」
「うわーやっぱり食いついた」
おにぎりちゃんの友であり
晩年はカクカクの被害者だったため
隔離されていたもちうさぎ
「なにこれー」
たぶんおにぎり臭とかするんだろうな
「あー少し興奮しすぎましたー」ペロペロペロ
「カクカク以外の方法で仲良くしてくれないかね」
でもレキヲがホリホリしたらあっという間にボロボロになりそう
「なにをやってんだろうねおまえたちは」
「ねこがじゃまー」
ついさっきまでマイカヒーター越しに向かい合っていました
「!」
「見つけたか」
「なになにー?」
ガジガジガジ
「ねこなにしてんのー」
「またたびの枝見つけたんだよ
どうでもいいけどおまえたち川の字になってるな」
(羊毛)「お?」
「?」
ガジガジガジ
ガリガリガリ
.。oO(まだかじってるお…ぼくのなのに)
*元々にゃんたのです
「フー」デップリー
「何もそんなガラクタまみれのとこで寝なくても」
「だってここー いつものぼくの場所ー」
「あーそういえばそうだな」
Zzz…
「またたび抱えたまま寝てるよ」
部屋の整頓とか模様替えするとき
おにぎりも色んなガラクタにコスーしたり
忙しそうにしていました
レキヲも最初は興味津々だったのですが
すぐに飼い主の足にターゲットを変えて
いつものようにまとわりついて噛む始末なので
時間も頃合いだからとおうちに帰ってもらいました
すると今度はにゃんたが
「ねーねーねー、おふとんまだー」
と鳴くわ噛むわのプチ騒ぎ
「あーもー ちょっとまってな」
いそいで片づけて布団を敷くと
満足して寝始めた
動物って
順番とかは守らないけど
時間にはわりとうるさい