太平洋を疾走する事丸一日。
最後の寄港地清水港着。

生憎の雨。



観光バスがズラリと居並ぶ。

映ってないですがあと10台待機中です。

大勢のお客さまが次々とバスに乗られて清水の町へ観光に行かれた。


雨やしどないしょーと思案してましたが、部屋飲みのアルコールと肴を買いに行こうと米左も雨の清水へと繰り出した〜。(浪曲ならここで三味線が入る)


茶色の建物の向こうにショッピングモールがあるとかで雨の中、歩いて行った。


丁度時分時なので何か食べようかなぁとモールをウロウロしたけど食指が動かない。


こうなったらと覚悟を決めて雨の清水をウロウロと。

で、ありました、えぇお店が。

蓬莱亭というお蕎麦屋さん。

ご主人も奥さんも誠に感じの良い方でより一層美味しく戴きました。

限定1日10食の「海鮮丼セット」2250円也。


朝市場に仕入れに行きはるそうな。だからその日によって乗ってる海鮮が違うらしい。

新鮮で美味しかった。

また蕎麦もこれまた美味。こんな蕎麦を大阪で食べたい!


船の中やったら周りの外国人から白い目で見られる事確実の「ズルズル」と音を立てて啜りました。

蕎麦は音を立てて啜らないと美味しくない!

(そうだ✊そうだ🙌)


お店の方が言うのには「清水の次郎長の生家がここからすぐですよ」との事。

近くなら行かねばと雨の中テクテクと。


着きました次郎長の生家。


何年か前に保存の為の改修工事をしたそうです。

昔の家は軒が低い。
まァ人に合わせてやろうけど、六尺(約180cm)あった大政は家に入る時によう頭打ったんやろな。



次郎長の筆跡。


次郎長愛用の煙管。


肖像画。手前が小政で奥が大政。
本名がありますがそれぞれが「山本政五郎」を名乗っていたので身体が大きい方が大政、小さい方が小政と区別されてこう呼ぶようになった。
次郎長の本名が「山本長五郎」なのでおそらくそれにあやかったのかなと私は考えております。
多分そうでしょう、そうやろね、そうかもしれんな、そういう気がします、そうしとこ、ウン、そうしようそうしようと言いました。

子分の名札が掛かってました。

案内の方にいろんなお話を伺い雨の降る中船まで帰るとずぶ濡れでした。

その夜はモールで買うた酒と肴で部屋で一人でクルーズの打上げ。

いよいよ横浜入港です。