さいつもご覧いただきありがとうございます
ree_co✩.*˚です
このブログは2011年に
下咽頭がん及び食道がんを発症し
2022年に口頭全摘出した夫の闘病の過程と
その後の生活の記録です。
2013年 悪性リンパ腫
2017年 下咽頭がん再発
2018年2月 放射線治療の後遺症による
軟骨壊死
4月 誤嚥性肺炎
10月 心筋梗塞
2022年 下咽頭がん再々発
4月 喉頭全摘出
2022年4月
喉頭全摘出手術から12日目。
鼻から流す流動食に加えて
朝昼夕の食事が始まりました。
上段) 100分粥、味噌汁、魚のすり身
山芋の練りもの、ゼリー
下段) 100分粥、はんぺんと人参の煮物
ほうれん草ゼリー、練り梅
見事に汁物、練りものです
でも喉がなくなるとどうやって
呼吸したり食べたりするの?
図のように
本来食べ物は口から咽頭を通り食道へ
呼吸は鼻と口から咽頭〜喉頭を通って
気道から肺へ送られます。
喉は口から食べ物を飲み込むと
気管へ入らないよう声門が閉じ
普段は閉じている食道の入り口が開くという
とても精密な構造になっているそうです。
これが何かの拍子に間違って食べ物が
気道に入ってしまうと
誤嚥して肺炎などになることも
鼻呼吸の機能が失われるので
臭いも感じにくくなるし
(食べ物を口に含むと口の内側から臭いは
感じられるそう👃)
熱いものもフーフーと息をかけて冷ましたり
ズズズッと啜ることもできなくなるので
汁物や麺物はある程度冷ましてから
口に含んで食べるといった具合。
苦しなるということはもうありません。
ただ移植した腸には栄養分を吸収していく
働きはあっても
食事を食道から胃へと
輸送する力は僅かしかないので
水分の少ない普通食を食べれるようになるには
時間がかかるそうです。
夫もこの後常食に変わってからは
喉に食べ物が詰まる感じがして
飲み込みが悪くなり
鼻からの流動食で48.3kgになっていた体重も
42.6kgにまで落ちてしまいました。
空腸を移植した場合は
その繋ぎ目の部分が硬くなったり
狭くなったりして
食べ物が詰まってしまったりもするそうです。
慣れるまでには手術後半年〜1年程
かかるそうですが
水分を摂りながらゆっくり良く噛んで
食べる習慣をつければ
次第に慣れてくるそうです。
私自身これま当たり前のようにしたきた
呼吸や飲食でしたが
夫の手術を経験したことで改めて
咽頭、喉頭の役割の精巧さ
そして失ったものの大切さを
知ることが出来ました。
このブログを読んでくださった方にも
咽頭、喉頭の機能の役割
そして喉頭を摘出された方々の
大きな体の構造の変化と
それに伴う様々な支障と向き合う生活を
知って頂くことができましたら何よりです。
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