こんばんはree_coです
ご覧いただきありがとうございます
【夫の病歴】
2011年 下咽頭〜食道がん
2013年 悪性リンパ腫
2017年 下咽頭がん再発
2018年 放射線治療の後遺症により
喉頭軟骨壊死
軟骨壊死による気管支狭窄からの
誤嚥性肺炎
2018年10月20日
貧血と胸の痛みを訴え
病院で『逆流性食道炎』と診断された夫。
前回の投稿
その翌日のことです。
もうあまり痛みも感じなくなったと
普通に昼食も取った後
この日は娘の入塾面談がありました。
当時小学3年生。
我が家の地域では中学受験層が厚く
4年生になるとクラスの半数以上が
塾通いを始めます。
スポーツばかりやっている娘にも
行く行くは中学受験も視野に入れて
少しずつ勉強にも力を入れて欲しいと
翌年から近所の入塾を考え始めていました。
面談が終わったのが午後15時過ぎ。
夫と娘はそのまま買い物をすると
スーパーへ向かいました。
しばらくして2人が帰ってくるとスーパーで
買った荷物をなぜだか娘が持っています。
見た瞬間イラッとしましたが
夫は何も言わずそのまま寝室へ
入って行ってしまったのです。
すると娘が
と言うです。
また!?
正直、この時はそう思ってしまいました。
そしてしばらくして夫が
と胸を押さえて寝室から出てきた時も
『昨日の今日でまた病院?』
『これで何回目の救急車?』
とどうしようもない憤りを感じて
しまったのです。
いつもなら夫の急変に必死で対応したのに
なぜかできなかった、、
何度も何度も繰り返される同じ状況に
心の底では
『もう嫌だ。』
そう思っていたのかもしれません。
突き放した私の言い方に
夫がもの凄い剣幕で怒鳴りました。
私もそこでハッとしましたが
夫は自分で救急外来へ電話をすると
そのまま取るものも取らず
家を出ようとしていました。
逆流性食道炎でそんなに苦しくなる筈ない
『やっぱりおかしい』
昨日までの嫌な予感は確信へと変わり
玄関で靴を履いている夫の背中に向かって
そう言葉を投げつけたのでした。
つづく
こちらのブログで紹介したもの】