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抗がん剤治療による夫の脱毛が始まり
検討に検討を重ねた上
ウィッグを購入することを決めました。
相談も兼ねて予約したサロンは
商業地にあるビルの中に併設しており
エレベーターを降りた瞬間から
落ち着いた空間が広がっています
担当は女性の方でしたが、カウンセリングの際
病歴など立ち入ったことは
いっさい尋ねないあたりさずがプロ
要点だけを質問され、あとはウィッグの説明。
そして頭皮や髪の毛の状態を見た後
まずはサンプル品で試着します。
人生初のウィッグ着用
ですが、、夫は黒髪で大きなウェーブの
癖毛なのに対し、試着したサンプルの
ウィッグは若干茶髪のストレートヘア
どう見ても違和感というか、、
髪の毛と顔のバランスがおかしいが故に
鏡に映ったその姿は
とうのたったアクションスター
笑う場面ではないので、何とか堪えるものの
実際にその姿を見て笑っちゃってたのは
夫本人でした
そのままでは被ってる感満載なので
ここからサイズ感やフィット感
毛の量、長さ、クセ感などを決めて行きます。
まずウィッグの毛質は以下の3種類からなり
- 人毛… 天然素材の人毛をウィッグ用に
殊加工した毛材 - 人工毛人…間の髪の毛に似せて作られた
化学繊維からできた毛材 - ミックス毛… 人毛と人工毛を混ぜた毛材
どの毛材を使用するかでお値段も変わります
またウィッグの種類も
フルオーダー•セミオーダー•既製品
部分的に使用するヘアピースもあります。
では夫は実際どのようなウィッグにするかを
決める段階になりました。
先にも述べた通り夫は癖毛です。
しかしなぜかストレートを所望します
「おかしいよ」という私の意見も無視し
ストレートヘアになりたがる中年夫
癖毛故のストレートへの憧れでしょうか、、
意見の分かれる夫婦vs
それをなだめるかのように、担当の方が
セミオーダーにて短めのストレートヘアに
ナチュラルな人毛を混ぜて自然に仕上げるという
ナイスなアドレスをくださり
双方なんとか納得するウィッグに
終着でしたのでした
つづく
次回は
ウィッグが出来上がりました編です